2024年9月16日、韓国・チャンネルAは「米アップルが新型iPhoneの第1次発売国に初めて韓国を含めたが、人工知能機能が韓国語に対応していないため、依然として『韓国冷遇』の指摘が出ている」と伝えた。
アップルは最近、電子メールを自動で要約したり、単語を入力するだけで写真とビデオを探したりできる独自開発の生成AI機能「アップル・インテリジェンス」を搭載した最新のiPhone16を発表した。
記事によると、アップルはiPhone16の第1次発売国に初めて韓国を含めた。アップルはこれまで一度も韓国を第1次発売国に含めたことがなく、「韓国を冷遇している」と批判されてきたという。
ところが今回は、目玉機能の生成AIが韓国語に対応していないため「無用の長物」と批判されている。アップルは最近「25年に日本語、中国語、フランス語、スペイン語に対応する」との計画を発表したが、韓国語については言及がなかった。さらに発売価格も125万ウォン(約13万3000円)で日本や米国より高く、依然として「韓国冷遇」の指摘が出ているという。
韓国のウィ・ジョンヒョン中央大学経営学部教授は「中国で業績が落ち込んでいるため、市場シェアを維持するために韓国というITテストベッド国でどこまで通用するか一度試してみたいという考えとみられる」と分析した。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「それでもiPhoneをステータスにする韓国人が多いのはなぜ?」「見栄っ張りの韓国人はどんなに冷遇されてもiPhoneを買うだろう」「iPhoneの性能がずば抜けているわけではない。なのに韓国の若者の間ではiPhoneがブーム。冷遇されてまでiPhoneを使いたい人の気持ちが分からない」「韓国人ならサムスンのGalaxyを使おうよ。他の国より高くても、われわれの誇りであるサムスンに投資すると考えて購入しよう。韓国語に対応していないiPhoneを買うなんてばかばかしい」「Galaxyの方が機能やアフターサービスの面ではるかに優れているのに」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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