台湾メディアの自由時報の17日付記事によると、台湾・嘉義県に住む20代の男性が「進撃の巨人」の漫画本を捨てられたことに怒り、60代の母親を裁判所に訴える出来事があった。
記事によると、今年2月、母親は息子の部屋にあった「進撃の巨人」の漫画32冊(全34巻)を無断で処分した。2人は同居していたが普段から仲が悪く、母親は息子が漫画や雑誌などを大量に室内に保管していることに不満を抱いていたという。
自分の漫画が捨てられたことに気付いた息子は怒って警察に通報し、母親を相手取り裁判所に提訴。母親は漫画を捨てたことを認めて息子と和解する意思を示したものの、息子はこれを拒否した。最終的に、裁判所は母親に対して5000台湾ドル(約2万2000円)の支払いを命じる判決を下したという。
記事は同作について、「諌山創氏が原作。世界中で人気が高く、単行本の世界累計発行部数は1億部を超えている」と説明。「何度もひっくり返るストーリー展開でファンから『神作』と称され、少年から大人まで幅広い年齢層からの支持を集めている」と紹介した。(翻訳・編集/北田)
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