面接で言われた心無い発言は、一生忘れないだろう。愛知県の50代女性が数年前、「職安から紹介された下着メーカーに面接しにいったとき」のこと。面接官から
「40代ならまだしも扱いも違ったでしょうね他でも」
と傷つく言葉を言われてしまった。(文:長田コウ)
「見下すような言動は絶対忘れません」
さらに、履歴書を見ながら、
「全くわからないし、難しいことはうちには必要ないんだわ」
と突き放すようなことまで言われた。履歴書なので、持っている資格などを丁寧に書いたのだろう。その会社には必要なかったスキルや経歴だったとしても、こんな風に貶されたら落ち込むのも当然だ。
鹿児島県の50代女性が面接を受けた企業の雇用条件には、「男女の別はありません」と書かれていたという。しかし、面接に向かうと、信じられない事実を知った。
「開口一番に『平均年齢は27で若い女性も多く、実質男性しかいらないのですがそうも書けなかったので、面接しただけです』と雇う気などさらさらないという態度でした」
後日、ハローワークに問い合わせると、「雇用条件に合わないとの判断でした」と返された女性。しかし、今となっては、この結末に後悔はないようだ。
「最初から雇うつもりもないけど面接されただけでもありがたく思え!といいたげな企業に行かなくてよかったとも思います。若い女性の中でやっていけないでしょと見下すような言動は絶対忘れません」
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