イタリアの『Tuttosport』は18日、元イタリア代表のサルヴァトーレ・スキラッチ氏が亡くなったと報じた。享年59歳。

現役時代「トト」の愛称で親しまれたスキラッチ氏。

25歳で出場した自国開催の1990年ワールドカップでは、初戦のオーストリア戦で途中出場すると、いきなり決勝ゴールを奪取。勢いそのまま通算6得点を記録し、イタリアの3位に貢献するだけでなく個人としても大会得点王とMVPに輝いた。

1994年にはインテルから日本のジュビロ磐田へ移籍。2年目の1995シーズンには34試合で31ゴールを挙げるなど、ドゥンガらとともに黄金期へ入っていくクラブの礎を築いている。

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現役引退後は地元のパレルモでサッカースクールなどを運営していたが、最近患っていた病気が悪化。先日緊急入院したことが伝えられていた。