キャサリン妃(42歳)が、がんの化学療法を終えてから初めての公務に復帰した。

英テレグラフ紙に掲載されたコート・サーキュラー(英国王室の公務記録)の記載によると、9月17日ウィンザー城でキャサリン妃は、自身が指揮する幼児期の子供たちに関するプロジェクトの会議に出席。今年1月に健康に専念するために公務から離れて腹部の手術を受けていたキャサリン妃は、3月末にはがんの予防治療を受けていることを発表していたが、正式に公務に復帰したことになる。

同記載にはこう書かれている。

プリンス・アンド・プリンセス・オブ・ウェールズ王室財団の共同パトロンであるウェールズ公妃は、本日午後、ウィンザー城でアーリー・イヤーズ・ミーティングを開催した」

夫のウィリアム皇太子との間に11歳のジョージ王子、9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子がいるキャサリン妃は、6月にチャールズ国王の公式誕生日を祝う伝統行事「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席、また7月にはテニスウィンブルドン選手権を観戦し、公の場に姿を見せていた。

先週、ケンジントン宮殿が発表したビデオメッセージの中でキャサリン妃は、化学療法を終えて「ほっとした」と明かし、まだ「治癒と完全な回復への道のりは長い」ものの、「仕事に復帰し、今後数か月の間に、可能であればもう少し公の場に出ることを楽しみにしています」と語っていた。