よく見ると車体に原型戦車の手掛かりが。
「レオパルト2」やM1A1「エイブラムス」と同じ改造
ウクライナ軍参謀本部は2024年9月18日、増加装甲を大量に取り付けた「レオパルト1」戦車の画像を公開しました。
説明によると、画像の「レオパルト1」は第5戦車旅団に配備されている車体とのこと。車体および砲塔には国産のERA(爆発反応装甲)パネルをビッシリと取り付けており、一見すると原型が「レオパルト1」であると、わからないほどシルエットが変わっています。
別画像では車体後部も写っていますが、コチラを見るとあくまでもERAパネルの取り付けは被弾率の高い前面ならびに左右の側面前半分に限定されていることがわかります。
また砲塔上部にはドローン対策用のスクリーン(幌)などを展張するための折り畳み式フレームも取り付けていることがわかります。
このようなERAパネルの増設は、同様にウクライナで運用されている「レオパルト2」やM1A1「エイブラムス」といった供与洗車でも見られます。
ウクライナには、これまでに開発元のドイツのほかに、オランダとデンマークの3か国から約60両が供与されています。
「レオパルト2」やM1A1「エイブラムス」と比べると火力も防御力も劣っているものの、貴重な機甲戦力としてウクライナで活用されている模様です。
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