「俺に子どもさえいれば出世できるのに」
――私がハラスメントを受けた相手は、夫でした。
自分たちの体験を元にした創作漫画を投稿している二人組の漫画家、ネギマヨ(@negimayo3)さん。今回ウォーカープラスでは「“産めハラ”しといて自分は不倫!?~最低モラハラ夫を断罪します~」と題し、モラハラ夫に追いつめられる妻のリアルを臨場感たっぷりにお届けする。
「自分が出世できないのは子どもがいないから」
勘違いモラハラ夫を断罪するまでの波乱万丈ストーリー。
――「俺に黙って勝手に行動してんじゃねーよ」という、真奈美を束縛しようとする智樹の言動が印象的でした。ネギマヨさんは、instagramなどでモラハラ漫画を発信されていますが、読者の皆様から寄せられるコメントを見ていて、モラハラする人が言いがちなイメージのセリフがあれば教えてください。
「お前は何もできない」「誰もお前のことを好きじゃない」「本当に無能だ」「そんなこともわからないの?」「何もしていないくせに」「離婚したらお前は一人で生きていけない」「お前の頭がおかしいんじゃないか」「料理がまずい」「もうお前のことなんか愛していない」
…といった感じですかね。モラハラする人は傷口に塩を塗るような言葉を選ぶ印象があります。
――共働き夫婦の真奈美と智樹ですが、家事はすべて真奈美が担当していますよね。ネギマヨさんが特に面倒だなと思う家事は何ですか?
マヨ:掃除です。まだ子どもが小さいので、賽の河原状態です。
――なかなか智樹の支配から抜け出せずにいる真奈美の姿に心が痛みました。真奈美と同じような環境で苦しんでいる方にエールをお願いします。
モラハラを受けることは決してあなたのせいではありません。あなたは価値があり、尊重されるべき存在です。孤独を感じることもあるかもしれませんが、あなたは一人ではありません。
支えてくれる友人や家族、そして専門の支援機関もあります。誰かに助けを求めることは、弱さではなく、あなたの強さの証です。
自分の気持ちや感情を大切にし、あなたの安全と幸せのために進んでください。心から応援しています。
取材・文=濱田瑠奈
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