今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『1/35バイオタンク・ビートルを作ってみたリターンズ【ボイロ模型部】』というムニスゼチノさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
メタルマックス3よりバイオタンク・ビートルを1/35スケールで作っていきます。
またまたお待たせいたしました。思った以上に作業ラッシュが続き気付けば夏でした。
今回からあかりちゃんの出番になります。よろしくお願いします。
メタルマックスシリーズは戦車と犬のRPGという異色のゲームシリーズです。
今回の動画では『メタルマックス3』に登場する人工生命体の戦車「バイオタンク」の一種、ビートルのプラモを作ります。
ゲーム内の映像を参考にして、プラモデル化していきます。
まずサイズを決めるために、同じゲームに登場する実在の戦車をモチーフにしたクルマを基準にします。
そしてできた図面がこちら。
足回りの履帯部分は戦車のプラモデルを使用します。
上に乗るカブトムシ部分を自作していきます。
まずは石膏粘土で型の元となる原型を作ります。
大まかな形ができたら表面を保護するために塗装します。
裏側は履帯に乗せられるようにするため形を整えます。
加工が終わったら表面をラッカー塗料で保護して、完成です。
つぎに、温めると粘土のように柔らかくなるプラスチックで型を取ります。
型にパテを入れて複製したら、バイオタンク:ビートルの身体のベースが出来上がります。
翅などの薄い部分は石膏粘土で作った原型に、熱して柔らかくしたプラスチックの板を押し付けて形作ります。
身体の形を整えて、細部を作り、翅を取り付けた段階がこちら。
だいぶシルエットが見えてきて、完成に近づいた印象です。
ここからは武装を作っていきます。
まずは副砲。小火器セットからちょうど良い物を選び、改造して使用します。
続いて「SE」と呼ばれる、ゲーム中に登場する特殊な武装。
実在の兵器とは異なるデザインなので、すべて手作りです。
砲塔部分も制作して、特殊装備「マシンクラッシャー」完成です。
続いて、こちらも特殊な武装。ミサイルです。
生物であるバイオタンクには、バイオミサイルという特殊なミサイルが装備されています。
プラスチックのパイプを加工して制作、先端部分は半透明なのでレジンで作ります。
本体に取り付けて、サイズ確認します。
最後に主砲です。
こちらもプラスチックのパイプを加工して作ります。
各パーツが出来上がったら塗装に移ります。
全体を茶色く塗装し、ツノの一部をオレンジ色にグラデーションを付けます。
各々塗装した武装や、バイオミサイルの先端を取り付けていきます。
すべて装備させたら完成です。
カブトムシに戦車という、少年の心をくすぐるデザインをしているバイオタンク:ビートル。
動画では『メタルマックス3』でのバイオタンクの特徴なども詳しく説明してくれていますので、プラモデルやメタルマックスに興味がわいた方はぜひ下記リンクから動画をお楽しみください。
視聴者のコメント
石粉粘土乾燥時間意外優秀な所多いからね安いし色乗り良いしで(ただし塗ったらサフしないと湿気で塗装剥げた事あるから注意
軽くしたいなら軽量石粉粘土の表面にパテ塗ると結構軽くなる
水性ホビーカラーの数少ない欠点? は色数の少なさだったから、色数が増えるのはいいぞ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『1/35バイオタンク・ビートルを作ってみたリターンズ【ボイロ模型部】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44119374
―あわせて読みたい―
・模型とは思えない波しぶきが眩しい「駆逐艦 睦月」を作ってみた! ディテールにこだわった塗装と土台のリアル感に「実艦写真みたい」
コメント