秋の彼岸になっても全国各地で酷暑の続く日本列島。そんな時はアイスクリームが最高であるが、一気に食べると毎回頭がキーンと痛くなる。なんで痛くなるのか…今更ながら調べることにした。
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■なんで頭痛くなるの?
誰もが経験したことのある、アイス爆食い→頭キーン現象。
かき氷やアイスバータイプなど大目に口に入れたに発生し、数秒でその症状は緩和。喉や胃が冷たさで痛くなるならわかるが、全然無関係の頭、特にこめかみに痛みが走るのはなんとも不思議である。
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■早速「答え」を発見
その真相を各アイスメーカーを取材する前に、メーカーHPを流し見していた記者。
すると、『ピノ』や『MOW(モウ)』『PARM(パルム)』を販売している森永乳業のHPに、その答えがあることを発見してしまった…。
見つけたのは「お客様相談室」の「よくいただくご質問」のページ。記者同様、「アイスを食べると頭痛がするのはなぜか」と問い合わせする顧客がいるようである。
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■2つの原因
その回答文には、「この症状の医学的な正式名称は『アイスクリーム頭痛』と呼ばれ、痛くなる場所は後頭部であったり、こめかみであったりします。2つの原因があると考えられています」と丁寧な解説が掲載されていた。
ここでいう2つの原因とは、「喉元が冷やされた際、体が体温を維持しようと血流量を増すために血管が広がって頭痛が引き起こされる」こと、さらには「喉の三叉神経(主に顔の知覚をつかさどる神経)が刺激されます。冷た過ぎると三叉神経が冷たさと痛さを混同し、痛みとして脳に伝達され、頭痛を感じる」というものだった。そうなんだ…。
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■頭痛を起こさない解決法
「papico(パピコ)」や「ジャイアントコーン」「アイスの実」で知られる江崎グリコのHPにも同様の説明ページがあり、大手アイスクリームメーカー各社、同じ認識である様子。
そして、この「アイスクリーム頭痛」を防ぐには、“冷たいものをゆっくりと食べる”ことで症状が起きにくくなるというのも共通の見解だった。
…ということで、アイスはゆっくり落ち着いて食べましょう。
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