アメリカでは身近にリスが存在する。郊外ならどこにでもいるといっても例外ではなく、中には庭に遊びに来るリスと親睦を深めている家族もいる。
マル・ケネディさん一家では、ここ数年、家の近くの木に住むリスと仲良くなり、ティムと名付け、親睦を深めていた。
ところがある朝、いつもならポーチに置いてあるナッツ類を食べにくるティムが、木の上で固まっている。
何度もケネディさんの家を見ながら、恐怖を感じているようだ。いったい何が起きているというのだろう?
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リスの目が点!ある物を見て木の上で固まってしまう
数年前からリスのティムと交流を続けているケネディさん一家。ティムには最近彼女ができ、赤ちゃんが生まれ、木の上の巣に住んでいるという。
ティムは時折、ケネディさんの家のポーチに立ち寄り、彼女が置いておいてくれたおやつを楽しんでいる。
しかしこの日、見てはいけないものを見てしまったようだ。
ティムがいつものようにポーチに行こうとした所、ある物を見て、木の上で固まってしまったのである。
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自分で見ているものがしんじられず、二度見、三度見を繰り返し、口をあいたまま唖然とした表情を見せるティム。
吊り下げてあるハロウィンの装飾に驚いていた
まるで幽霊でも見たかのような反応を見せたティムだが、ある意味それは正解だった。
ティムが驚いていたのは、前の晩、ケネディさんたちポーチの上に吊るしておいた、ハロウィン用に装飾した骸骨や幽霊だったのだから。
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見てはいけないものを突然見てしまったティムが固まるのも無理はない。
ティムを怖がらせてしまって申し訳ないと思いながらも、ケイティさんは、ティムのドラマチックな反応の瞬間を撮影した。
ティムは鳴き声のような警戒音を発すると、周囲にいる者全員に「幽霊だ、幽霊がでたぞ~!」と知らせている様子だ。
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ケネディさんはその後、ティムを安心させるために最善を尽くした。「大丈夫よ」と声をかけた。
幸いにもケネディさんの気持ちは伝わったようで、ティムは最終的に落ち着きを取り戻し、幽霊は偽物で、怖いものではないことを理解したという。
ケネディさんはポーチの飾りつけを取り外そうとしたくらいだが、ティムは再びポーチに来るようになったのでもう大丈夫だろうと安心している。
人間だって幽霊みたいなものが突然現れたらびっくりするように、リスだって巨大な見慣れないものをみたらびっくりするようだ。
ハロウィンの飾りつけのコンセプトは不気味なホラーだから、野生動物たちもこの時期は警戒が必要かもしれないね。
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