愛猫のために購入したペットグッズを、思うように使ってくれないことは猫飼いさんにとって悩ましい問題のひとつ。
漫画家・イラストレーターとして活動する「久川はる」さん宅で暮らす白猫「ミコちゃん」も、そんな猫っぷりを存分に発揮してしまったようです。
投稿に添えられた写真に写っているのは、大きなキャットホイールの中で小さく丸まって眠るミコちゃんの姿。久川さんの思惑とはちょっと違ったようですが、これはこれで癒やされる……。
このキャットホイールは、いわゆるシニアと呼ばれる年齢に突入したミコちゃんのために、久川さんが購入したもの。長生きしてもらうために何かできないかな?と思い、運動不足解消を目的としていましたが、中でくつろぐばかりで全く走ってくれる様子はないのだそう。
一度だけ、降りようとした際にホイールが動いてしまい、仕方なさそうに歩いている姿を見かけたことはあったものの、自主的に歩いているところは見たことがないのだとか。もしかするとミコちゃんにとっては「ちょっと動くソファ」くらいに思われているのかもしれません。
そんなミコちゃんに対し、「もっと広々使っていいんだよ……」と懇願する気持ちを込めたポストには、「完全にオブジェ化しましたね」「慎ましい淑女」といったコメントと共に、2万件ものいいねが付くなど、多くの方をほっこりとした気持ちにさせたもよう。
「健康に過ごして欲しいので、できたら走って欲しいのですが無理強いできるものでもないですから、気長に見守っていこうと思います」と、久川さん。いつか軽快にホイールを回してくれる日が来るといいですね。
漫画家・イラストレーターとして活動する久川はるさん。甘えん坊なミコちゃんとの生活の様子を描いたコミックエッセイ「愛されたがりの白猫ミコさん」や、「ねこのマッサージ屋さん」全3巻が発売中です。
<記事化協力>
久川 はる 愛されたがりの白猫ミコさん書籍化さん(@hisakawa_haru)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024100402.html
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