フロム・ソフトウェア10月4日、在籍社員を対象に平均約11.8%の基本給与の引き上げを実施すると発表した。

あわせて新卒の初任給も上昇し、従来の26万円から30万円に引き上げられる。これらの施策は2025年4月より実施されるとのこと。

フロム・ソフトウェアが在籍社員の基本給を平均約11.8%引き上げると発表_001
(画像はフロム・ソフトウェアの公式サイトより)

フロム・ソフトウェアは、“ソウルライク”の発祥となったデモンズソウルダークソウルシリーズや、2022年度の「The Game Awards」でゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得したエルデンリングを手がけたゲーム開発会社だ。

ほかにも、発売から約9年以上が経過した現在もかなりの人気を持つブラッドボーン、約10年ぶりのシリーズ新作として発売以降、たびたび注目を集めているアーマード・コア6などを開発していることでも知られている。

今回発表された基本給与の引き上げは、フロム・ソフトウェアが社員一人ひとりがコンテンツの開発に専念できる環境が不可欠と考え、社員の収入安定および働きがいのある環境の創出に取り組む施策のひとつとして実施するものとなる。

これまで在籍していた社員は平均約11.8%の基本給与の引き上げが行われ、新卒の初任給は従来の26万円から30万円に引き上げられるとのこと。

また、今回の発表に際してフロム・ソフトウェア「これからもユーザーの皆様にさらなる感動と「価値あるゲーム」を提供するべく、ゲーム開発に取り組んでまいります。」とのコメントを残している。

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以下、プレスリリース全文。


基本給および新卒初任給引き上げのお知らせ

株式会社フロム・ソフトウェア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮崎英高)は2025年4月より、在籍社員を対象に平均約11.8%の基本給与の引き上げを実施することを決定しました。これに合わせて、新規学卒者の初任給についても従来の26万円から30万円への引き上げをいたします。

当社は「感動を伝えたい。価値を生み出したい。喜ばせたい。」という想いでゲーム作りに取り組んでおります。そしてそのためには社員一人ひとりがコンテンツの開発に専念できる環境が不可欠と考え、社員の収入安定および働きがいのある環境の創出に取り組んでおります。このたびの基本給および初任給の引き上げは、こうした施策の一つとして実施するものです。

これからもユーザーの皆様にさらなる感動と「価値あるゲーム」を提供するべく、ゲーム開発に取り組んでまいります。