見比べるとそっくり。

米軍のF-15に似た塗装のSu-27戦闘機が出現

ウクライナ空軍は2024年9月、アメリカ空軍のF-15C/D戦闘機に似た塗装が施されたSu-27戦闘機の画像を公開しました。

Su-27戦闘機は、F-15に対抗するために旧ソ連が開発した戦闘機で、現在はロシア軍ウクライナ軍などが配備しています。飛行性能は優れていますが、やや古くなってきているため、ウクライナ空軍では独自の近代化改修を実施。アメリカ製の「AGM-88 HARM」対レーダーミサイルを搭載できるように改修を施した機体も確認されています。

今回公開された画像に写っているSu-27戦闘機は、アメリカ空軍のF-15C/D戦闘機で採用されている「モッドイーグル」と呼ばれるグレー系の2色迷彩に似た塗装です。

これまでウクライナ軍の戦闘機には、デジタル迷彩が施されてきましたが、新たな迷彩塗装の機体も登場しているようです。

アメリカ空軍のF-15C。「モッドイーグル」と呼ばれる2色迷彩が施されている(画像:アメリカ空軍)。