良質なアルパカ100%の毛を使い、猫をブラッシングしているアルパカ。この子なりの「大好き」の愛情表現なのだろう。
確かにこの毛は最高に気持ちいいかもしれないが、アルパカったら猫が好きすぎて頭を乗っけてゴシゴシしてくるもんだから、猫は「ちょと、アルパカ、重いってば!」とクレームを入れたりなんかしている。
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猫に覆いかぶさりスリスルするアルパカのいる光景
家の中を出入りできるアルパカがいるのもすごいが、白い毛並みのアルパカが、白い毛並みの猫に対して愛情を示しているのだからさらにすごい。
やさしい目で猫を見つめるアルパカさんは、いてもたってもいられなくなってしまっがようだ。
猫の体に自分のアルパカ100%の被毛をスリスリとこすりつけていく。
これは気持ちがよさそうだが、全体重を乗っけてしまったらしく、猫さんたら「ちょっとアルパカ、重いから」と「ニャー」と陳情
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それでもアルパカのブラッシングモードは止まらない。猫の陳情を受け、若干マイルドになった気もするが、スリスリはやめられないのであった。
アルパカは怒るとツバを吐く
もこもこでふわふわの被毛を持ち、首がちょっと長くまんまるの目がかわいいアルパカは、古くから南アメリカのアンデス山脈の高原で放牧されていた家畜だ。
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その良質な被毛を衣類として利用される。毎年夏前に毛刈りをするそうだが、農場の人たちはその毛刈りすらも楽しんでいるようだ。
基本的にはおだやかでやさしい性格で好奇心旺盛だ。だが、警戒心が強い一面もあり、何か嫌なことをされたり、身の危険を感じると、ペッと唾を吐くことがある。猫がシャーッ!としたり犬がウゥゥッと唸る威嚇行為の一種だ。
草食動物で牛、羊などと同様に、複数の胃を持つ反芻(はんすう)動物のため、唾液には、胃から口に戻した未消化の食べ物が含まれているため、その匂いは強烈。
なので、ふれあい牧場などでアルパカさんに近づく場合は、なるべく穏やかに、嫌なことをしないよう気をつけようね。
ちなみに私は友人の犬を連れて那須のりんどう湖ファミリー牧場にいったんだけど、アルパカさんたちは犬にはやさしかったよ。
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