9月27日にいわゆる“8番ライク”な新作ゲーム「異変麻雀」がSteamで配信開始されました。8番ライクとは、大ヒットゲーム「8番出口」に影響を受けたであろう作品の通称。異変麻雀では麻雀のプレイ中に起こる“異変”に対処し、無事半荘を終了することを目指します。
異変麻雀の異変は、イカサマのようでもあります。鳴いているのにリーチしたり、対面からチーしたり……ルールを無視した打ち回しをしっかり見定め、指摘(対象をクリック)しなければいけません。これが意外と難しい。
気が付いてしまえばなんてことはないのですが、相当意識していないとなかなか気づけません。普通に麻雀を打つ時よりも集中力が必要なので、ボクはすっかりクタクタになってしまいました。イカサマが当たり前の状況で戦う麻雀マンガの主人公たちのスゴさを垣間見た気がします。
しかし、繰り返しプレイしていくことで異変を覚え、対処できるようになるのが8番ライクのゲームの面白さ。この異変麻雀でもそれは同様です。
また今作には異変を見つけるだけではなく、特定の条件に合わせて打ちまわすことでクリアを目指す「麻雀パズル」も用意されていて、これも良いアクセントになっています。
異変麻雀は8番ライクゲームの異変を探す面白さだけではなく、イカサマ麻雀の緊張感も味わえる良ゲーです。遊ぶ上で最低限の麻雀の知識は必要となりますが、価格も500円とお求めやすくなってますし、麻雀の腕に自信のある方は是非、異変に挑んでみてください。
●著者紹介:サダタロー
1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。
●連載:サダタローのゆるっと漫画劇場
漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。
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