佳境を迎えている明治安田J2リーグ。今節は2チームの自動昇格が決定する可能性がある。

今シーズンの明治安田J2は、ここまで33節が終了。首位は清水エルパルス、2位は横浜FCと自動昇格圏に位置し、3位にV・ファーレン長崎がつけている状況だ。

今節を含めて残り5節となる中、清水は勝ち点72、横浜FCは勝ち点71と優勝争いは最後までわからない様相。3位の長崎は勝ち点60に留まっている。

清水と長崎の勝ち点差は「12」となっており、今節を終えた時点で清水の昇格が決定する可能性があり、横浜FCも同様だ。

3位の長崎にとっては、メモリアルな日に大きなプレッシャーがかかることに。大分トリニータをホームに迎える一戦だが、この試合は新たに開業する「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」の杮落としの試合となる。

長崎はこの試合で勝利すれば、今節での昇格決定を阻止できるが、引き分け以下に終われば、自動昇格の可能性が消滅する可能性があるのだ。

首位の清水は、アウェイで水戸ホーリーホック(15位/勝ち点39)と対戦。清水は勝利した場合、長崎が引き分け以下で2位以内が確定。清水が引き分けたとしても、長崎が負ければ、昇格が決定する。

また2位の横浜FCは、ホームで鹿児島ユナイテッドFC(19位/勝ち点26)を迎える。横浜FCは勝利が必須条件となり、長崎が引き分け以下に終われば2位以内が確定する。

自動昇格を諦めたくない長崎は、新スタジアムの初陣でとにかく勝利が必要。清水と横浜FCは、まずは勝利を収めて結果を待ちたいところだ。

【清水の昇格決定条件】①②のいずれか
①清水が水戸に勝利
→長崎が大分に引き分け以下
②清水が水戸に引き分
→長崎が大分に敗戦

横浜FCの昇格決定条件】
横浜FC鹿児島に勝利
→長崎が大分に引き分け以下

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