一応教習所では、車を運転する前にはボンネットを開けて点検するように言われていたが、実際にボンネットを開けることなどほとんどない私がこんなことをいうのもアレなんだけど、やっぱチェックはした方がいいのかもしれない。特にたまにしか乗らない場合はなおさらかもだ。

 アメリカに住む男性が数か月ぶりに車に乗ろうとした所、エンジンの調子がおかしい。何かが変だと感じた男性は自動車整備工の友人に見てもらうことに。

 ボンネットを開けたところ、エンジンルームには大量の落ち葉。その落ち葉の中には生まれたばかりの6匹のリスの赤ちゃんたちが隠れていたのだ。

 男性は野生動物救助保護センターに連絡をした。センターの指示に従い男性が赤ちゃんを箱に入れ車の近くに置いておくと…

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しばらく使わなかった車のエンジンルームにリスの赤ちゃんズ

 アメリカ、ニューヨークロングアイランドに住む男性が、数か月ぶりに車に乗ろうとしたところ、エンジンの調子がおかしい。

 車に不具合が起きたのかもしれないと男性は車を自動車修理工の友人のところに持ち込んだ。友人がボンネットを開けたところ、そこには大量の落ち葉が。

 さらにその落ち葉の中には6匹ものリスの赤ちゃんが潜んでいたのだ!

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 ずっと使用していなかったこの車のエンジンルームは、リスのお母さんが巣として使用していたようだ。

 男性と友人は1匹ずつ車から赤ちゃんリスを全員取り出した。だが母親の姿は見当たらない。いったいどこにいるのだろう?

母親は全部見ていた!箱に入れた赤ちゃんを次々に撤収

 母親のいないリスの赤ちゃんたちをどうしたらいいのかわからない男性は、地元の野生動物救助センターに連絡を入れた。

 連絡を受けてセンターのカレンリン・ストラッチャーさんは、赤ちゃんたちを安全に箱の中に入れるよう指示した。

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 さらに車をもともと駐車していた場所に戻し、その近くの地面に箱を置いて、その場から離れるようにと伝えた。

 男性はその指示に従い、慎重にリスの赤ちゃんを靴箱に入れ、車の近くの芝生の上に置き、すこし距離をとって見守った。

 するとすぐに、どこからともなく母リスが現れた。母親はずっとその様子を見ていて、赤ちゃんリスたちを保護しようと木から駆け下りてきたのだ。

 母リスは1匹ずつ口にくわえると、近くの木の上にある別の巣に移動させていった。合計6往復、全員を木の上に移動させた。

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 この話から学ぶことは、様々な動物がエンジンルームに入り込んでいることがあるということだ。

 これまで、猫はもちろん、ウサギカワウソもエンジンルームから発見されている。

 日本の場合には野生のウサギやカワウソが車の中に入り込む心配は少ないが、冬場は猫が入りやすいので、やはりボンネットをバンバンする必要はあるかもしれない。

 アメリカの場合、リスはどこにでもいて、エンジンルームを食料備蓄庫替わりに使用することもあるから注意が必要だね。

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