元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神タイガースが連覇を逃した要因を分析した。
■阪神が連覇を逃した要因は?
高木氏は開幕前、「盤石」と言われた阪神の投手陣について、名前を挙げながら、独自分析。最後に「今年は昨年のような余力を持ちながら戦うことができなかった」と語る。
また、野手陣には森下翔太選手・大山悠輔選手・佐藤輝明選手のクリーンナップ3名がそれぞれ2軍落ちを経験したことや、中野拓夢選手の不調を挙げた。
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■岡田監督が「痛かった」と話したゲームとは
その後、高木氏は激しい優勝争いを振り返り、「1番痛かったのは、甲子園での阪神巨人戦の2戦目。あれに負けたのが 大きかった。もう終わったと思った」と9月23日に行われた阪神対巨人戦で敗れたことを挙げる。
続けて「あの甲子園の雰囲気で1対0、0対1で、1勝1敗で負けた。巨人はがんばったよ。前日、坂本勇人がまったくダメで。チャンスで坂本を代打で出して(タイムリー)、あの1点。やっぱりたいしたものだよ」と巨人の阿部慎之助監督の決断と、坂本選手の決勝タイムリーを称賛。
岡田彰布監督の話として「あれ(23日の負け)は効いたと言っていた」と告白し、「あそこで勝っていれば、連覇はあったと思う」と分析した。
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■日本シリーズの連覇に照準
今季阪神の「戦いぶり」には、「全員が揃わなくても、2位に食い込んだというのは、選手の力はやっぱりある」と持論を展開。
これから始まるクライマックスシリーズについては「岡田監督は『甲子園でやれるのは大きい』と言っていた。ファンをどれだけ味方につけているかということ。岡田監督は日本一しか見てないと思うし、そのための計算にも入っていると思う」と語った。
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■最後の指揮を執るクライマックスシリーズ
今季限りでの退任を表明した岡田監督が、最後の指揮を執るクライマックスシリーズ。
セントラル・リーグは直近5年間、すべて1位チームが日本シリーズに進出しており、リーグ優勝したチームが敗れたケースは2017年に3位の横浜DeNAベイスターズまで遡る。
リーグ優勝の巨人、前年度覇者の阪神、強打を誇るDeNAが争うセのクライマックスシリーズ。激しい戦いになりそうだ。
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