欧米、特にアメリカではハロウィンシーズンとなると家の飾りつけに余念がない。庭や家の外はもちろん、室内にも様々なホラーめいたハロウィングッズを投入する。
ペットたちも普段見慣れない不気味な来客にさぞ戸惑う事だろうと思いきや、実はそうでもなかった。
その等身大のヒトガタ物体を受け入れるどころか、膝の上に乗ってなついちゃったりする猫や犬たちもいるようだ。
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オレンジ色のかぼちゃヘッドの骸骨の膝に乗る猫
イリノイ州シカゴで暮らすメインクーン種の猫は、ソファに飾った、オレンジ色のかぼちゃヘッドをもつヒトの等身大骸骨が気に入ったようだ。
飼い主が「何をしているの?」と尋ねると、「ニャァ」と返事をしている。「このヒトとお友達になったの、私のことは放っておいて」とでも言いたげだ。
それにしてもオレンジ色の猫とオレンジ色の骸骨、とてもいい感じにマッチしている。骸骨じゃ座り心地もあまりよくなさそうだが、猫にとってはそんなことは些細なことなのかもしれない。
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逆に狭い隙間に収まるのが好きなので、ちょうど骸骨の脚の骨の間がしっぽりと落ち着いたりなんかするのかな?
唯一不満なことと言えば、この骸骨は猫を撫でてくれないことかもしれない。
人間サイズのゾンビ人形の膝に座るダックスフント
一方こちらもソファの上に、人間サイズのゾンビ人形を置いておいたところ、ダックスフントたちがすっかりなついてしまったケースだ。
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こちらは座り心地もよさそうだし、顔さえ見なきゃ人間そっくりであるのである程度は納得だ。
ぬいぐるみにすら深い愛情を示す犬が、このゾンビ人形をお友達認定しても以外ではないだろう。
やはりこちらも撫でてくれたり、餌をくれないといった弱点はあるものの、叱ったり、嫌なことをすることはないので、ダックスフントたちにとっては動かないけど、やさしいお友達なのかもしれない。
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日本では欧米ほど本格的にハロウィンのデコレーションはしないが、猫や犬が喜ぶのであれば、ダミー人形や骸骨で部屋を飾ってもいいんじゃないかな?なんて思ったりするのだがどうだろう?
とは言えこれをしまっておく場所もないので、やっぱ小さなカボチャのおもちゃくらいで十分かもしれないな。
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