幼馴染の友人達や新しく出会うヒロイン達との様々な経験を通して、友情や愛情を育んでいく恋愛シュミレーションゲームリトルバスターズ!』。本来はギャルゲーというジャンルに属されるべきゲームである本作ですが、恋愛部分と同等、もしくはそれ以上にフューチャーされているのが、幼馴染達との友情なのです。今回は、その幼馴染メンバーの中でも、“主人公の相棒”というにふさわしいキャラクター「井ノ原真人」の魅力についてご紹介したいと思います。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■また一つ、新しい名言が生まれてしまった!

 真人の魅力といえばそのキャラクターにジャストフィットした魅力的なセリフの数々。恭介の宿題を手伝った時の「んま・・・つぁ・・・ちょぎっ!」や、野球パートでの「筋肉が通りまーす」、鈴との掛け合いでよく使われる「ごめんなさいでしたー!」など、あげ始めればきりがないのですが・・・。特に宿題を忘れた時の言い訳に「宇宙人に燃やされた」と言い放つセンスには脱帽です。

■鍛え抜かれた筋肉

 さて、リトルバスターズの真人といえばやはり筋肉。リトルバスターズの筋肉といえば井ノ原なわけですが、実際、彼の筋肉に対する愛情には並々ならぬものがあります。宿題をそっちのけに筋トレをおこなったり、プロテインなどのサプリメントもきちんと摂取しているようです。また、基本アホにも関わらず、筋肉に対する知識量だけは相当なもので、恐らく彼は体中の筋肉の名称を知っているのではないでしょうか。
 
■真面目なのに面白い

 『リトルバスターズ』における真人のシーンは、ギャグパートとシリアスパートで大体8:2(体感)くらいの振り分け。しかし、その貴重なシリアスシーンですら面白要素が混ざっています。その最たるシーンは最終章リトルバスターズルートでの真人パート。詳細はネタバレになるので割愛させていただきますが、突如としてゲーム画面が無数の真人で埋め尽くされるのです。その直前まで、とても真面目な話をしていただけに、唐突にその画面が出てきて思わず吹き出してしまった人も少なくないのではないでしょうか。

■青春をかけぬけろ!

 誤解しないでいただきたいのは、真人がただのギャグキャラ、バカキャラだとは思わないで欲しいということです。それは一度でもゲームをクリアしたことのある人やアニメを最後まで見た人ならご存知だと思います。正直、彼のシーンを涙無しで見る事など出来ません。恭介に言わせれば『愛すべきバカ』。まさにその通りだと思います。彼がいたからこそ、『リトルバスターズ!』という作品はあの人気、あのエンディングにたどりつけたのです。まだ観たことが無い方は、ぜひ一度ご自身の目でご覧になってみて下さい。


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★記者:しるる(キャラペディア公式ライター)

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