オーストラリア代表指揮官が“日本撃破”に力を込めた。オーストラリアメディア『The New Daily』が報じる。
今月からトニー・ポポヴィッチ新監督が率いるオーストリアは10日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦で中国代表と対戦。3-1で今予選初白星を掴んだ。
これで1勝1分け1敗の2位に浮上し、15日に無傷の3連勝で首位をひた走る日本との敵地戦に臨むポポヴィッチ監督は中国戦後が終わったばかりのなか、次戦に目を向ける。
「もちろん、日本に勝つというのは大きな挑戦だが、大きなチャンスでもある。もっと良くなれる。このパフォーマンスを改善できれば、試合に勝てる。それが本当にキーとなる」
「現時点で最高のチームと対戦するために日本に行く。素晴らしい挑戦だし、楽しみだ。選手たちも楽しみでいてくれていたらと思う」
現役時代に4シーズンにわたってサンフレッチェ広島でプレー経験を持つポポヴィッチ監督はそう語ると、当時に共闘した日本を率いる森保一監督にも触れながら、闘志を燃やす。
「恐れるものは何もない。日本にリスペクトでいっぱいだがね。日本でプレーした頃、彼はキャプテンだったし、よく知っている。もう何年も率いている素晴らしい人物だ」
「日本サッカーの発展を目の当たりにしているし、彼がどう選手を入れ替え、どう戦い方を向上させたかはわかる。だから、彼のことを思うと、私も嬉しく思っているよ」
「我々が自信をもって挑まないといけないが、アデレードでの細部を改善すればチャンスが生まれてくるのもわかっている。それこそが我々の望むこと。2試合とも勝ちたい」
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