リセマラがしやすくて、放置要素でコツコツ育成、日課も2分でこなせる。

2024年9月25日にリリースされたラインディフェンス型RPGリバースブルー×リバースエンド(以下リバ×リバ)は、気軽に始められて、気楽に続けられる「ソシャゲのいい文明を詰め込んだ」ようなゲームに見えた一見すると……

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これぞスマホゲームといった画面!イラストのクオリティも高い

実際プレイしても、戦闘、UI、画面遷移など、どこをとってもストレスなく楽しめるようにできている。これはいいスマホゲームソシャゲ)だ。

ただ……それだけじゃなかった。じつはこのゲーム、めちゃくちゃ戦闘がよくできているのだ

全体としてはオートプレイでライトに遊べつつ、高難易度はその名の通りちゃんと難しくて、試行錯誤を重ねていくのが非常に楽しい!

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本作は、Happy Elementsグリモアによる新作スマホゲームであり、「古き良きソシャゲが好き」な開発陣が「それを今風に作ろう」という思いのもと作られている作品だ。

そんな思いが詰まっているからなのか、

リセマラがしやすい。1周5分
・ガチャの天井カウントが引き継がれる
・日課が2分で終わる
・難しいコンテンツも用意されていてメリハリがある
・低レアキャラもちゃんと強い
・凸恩恵がそんなに大きくない(現時点の所感)
・お得セールが充実している
・ランキングはあるけど限定キャラ、装備のような戦力に関わる報酬じゃない
・放置コンテンツは多いけど手間じゃない(盆栽としてちょうどいい)
・ストーリー開幕直後、過酷な運命にさらされる主人公
・ストーリーで登場する謎の専門用語の嵐。でもゲーム内でその専門用語を解説してくれる

などなど、「ソシャゲのいい文明」が集約されているゲームに仕上がっている。往年のソシャゲをリスペクトをして、良い要素をうまく取り入れているように感じた。スマホゲーム好きとして、本作品の高水準な完成度に驚いた。

そして、快適なプレイ体験に身を任せてゲームを進めていった先で気づいたのが、冒頭でもお伝えした「戦闘の奥深さ」だった

これだけは声を大にして伝えたい。『リバ×リバ』の戦闘、めちゃくちゃ面白い!!!!

文/すまほエルフ
編集/竹中プレジデント

※この記事は『リバースブルー×リバースエンド』をもっと知ってもらいたいHappy Elementsさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。

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ラインディフェンス戦闘がガチで面白い

リバ×リバ』の戦闘システムは「ラインディフェンス」形式だ。画面の左側に主人公が鎮座し、主人公めがけて画面右から迫ってくる敵を、仲間のキャラクターたちを召喚することで倒していく。そして、制限時間内に敵のボスを倒せば勝利という、非常にシンプルなシステムとなっている。

オートプレイに倍速モード(3倍速)も完備。よほど背伸びしなければオートでサクサク進めていける。

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主人公を守りながら右側の敵を攻め落とそう

そう聞くと、「戦闘はオートプレイを眺めているだけなのかな?」と思う方もいるかもしれない。しかし、それだけじゃない。『リバ×リバ』の戦闘(とくに高難易度)はじつは奥深いものになっている。

まず、戦闘におけるWAVEのメリハリによって、最後まで油断できないバランスになっている点を挙げたい。こういうジャンルのゲームあるあるとして、最初のコスト管理をなんとかしのげばあとは火力でなんとか(DPSチェック)なりがちだ。しかし、本作ではクリアの瞬間まで気が抜けない

リバ×リバ』では、敵のゲージの上部に白い四角と赤いマークが何個かあり、この総数がWAVE数となっている。

白い四角のゲージ中は相手は強力な行動をしてこない通常WAVE。一方で、赤いマークの時にはボスが強力な攻撃を放ってくるだけでなく、時間内にゲージを削り切らないと吹っ飛ばされてスタンしてしまう、非常に危険なWAVEだ。ここをどう凌ぐかがカギとなってくる。

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危険な「BLADE WAVE

この危険なWAVEを攻略するには、いかに火力を瞬間的に叩きこめるかが大事になってくる。ただ、通常WAVEでは必殺技(BLADE)を温存し、この危険なWAVEでぶっ放していけばいいのかというと、一概にそうも癒えないのが『リバ×リバ』の戦闘の面白いところ。

というのも、戦闘には制限時間が設定されており、とくに高難易度ではこの縛りがきつい。生存はできるが、時間内に倒せない……というケースに陥ることは少なくない。

そのため、「仲間キャラクターをいつ召喚するのか」「必殺技(BLADE)をいつ使うのか」など、考えることや駆け引きが多く奥深い仕上がりとなっている。

とくに必殺技(BLADE)は、危険なWAVEに温存しておきたいが、温存しすぎると時間が足りなくなる……というジレンマがある。ただ、発動タイミングを試行錯誤してそれまで勝てなかった相手に勝利できたときの喜びはひとしお

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「久理」の「BLADE」は強力な範囲回復。タイミングが悪いと味方が範囲外で不発におわることも
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手動とオートで大きく強さが変わる「オラス」。超火力のロマン砲を叩き込め!

そして、編成によっても戦いかたがガラリと変わる。仲間キャラクターたちは、「ブレイカー」「アタッカー」「ヒーラー」「シューター」「サポーター」「トリックスター」という6つのロールに分類されており、攻撃が得意なキャラ、回復が得意なキャラなど、それぞれ特色ある性能を持っている。

最高レアの初期星3キャラはもちろん強力なのだが、たとえば星3キャラだからと言ってアタッカーだけ並べていても難所の攻略は難しく、編成バランスを考慮することが必要だ。星1、星2の低レアキャラクターも個性豊かで編成に組み込むことが多い。編成しがいがあるし、編成を考えるのも楽しい。

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バランスよく編成するのが勝利の秘訣

とくに筆者が重宝しているキャラは、味方の与えるダメージを底上げしてくれる星1「レアリザス(聖典学園)」や、出撃コストをブーストしてくれてLv1でも活躍できる星2「アンサー(DEFAULT)」、相手にスタンを与えてパーティの生存能力を上げる星2「ロンド(聖典学園)」

低レアキャラも個性豊かな性能が揃っており、非常に有用なキャラクターが多くいるのも嬉しいポイントである。

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出撃コストが12なのに17回復!?出せばコストを5も加速できちゃう優秀な子

どのキャラをどのタイミングで出すのか、必殺技をいつ撃つのか、どんな編成で挑むのか……と、やりこみだすとゲーム性の高さに気づかされた『リバ×リバ』の戦闘

現状で高難易度コンテンツにあたるのは、定常開催のボスバトル「封印戦」や階層を攻略していく「伝承戦」など。とても楽しめる内容になっているので、ゲームに慣れてきたらぜひ手動で高難易度にチャレンジしてみてほしい

ソシャゲのいい文明が集約されている

ここまでは『リバ×リバ』の奥深い戦闘の魅力について紹介してきたわけだが、ゲーム全体としてみたときに感じるのは、やはり「スマホゲームソシャゲ)としての遊びやすさ」だ

ソシャゲのいい文明が集約」されているくらい、快適に遊べるように仕上がっている。

当然のようにリセマラ環境は良好いちいちアンインストールインストールを繰り返す必要はなく、オプション画面の右上の「夢からさめる」を押すだけで、チュートリアルスキップしてガチャ直前からやりなおすことができる。

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1周5分程度で簡単リセマラ

そして、スマホゲームとして忘れてはいけないのがガチャ要素。「最高レアの確率」「天井システム」がどうなっているのかは、多くのプレイヤーがまず気にするポイントだろう。

ここで、「無課金だとちょっとしんどいかも」や「微課金にやさしそう」など、そのゲームの空気を感じとるまでが、スマホゲーム様式美だったりする。

それで、肝心の『リバ×リバ』だが…………

正直、無課金や微課金でも「圧」を感じずに快適に生きていけそうな感じがする。(このあたりは極論、今後の配布石の量しだいではあるのだが)

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本作のガチャは、キャラクター(騎士)と装備(スクリプト)が別々のガチャとなっており、、最高レアはキャラクターガチャは3%、装備ガチャは5%と昨今のゲームの中では比較的高いものとなっている。

なにより嬉しい要素がガチャのマイレージ機能だ。ガチャを1回まわす度にひとつマイレージが貯まり、240でピックアップ中の好きなキャラ、120で好きな装備と交換できる。いわゆる天井システムなのだが、なんとリバ×リバ』ではこのマイレージはガチャが切り替わってもリセットされない

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共通マイレージはあまりにありがたい

つまり、新ガチャがきたときに、いきなり今までのマイレージポイントで交換するといったことができたりするのだ。

スマホゲームをプレイしていて、天井までの石がなく爆死してしまったり、天井直前でお目当てのキャラが出て苦い表情をしたことのある方は少なくないと思う。ただ、本作ではその回したガチャが無駄になることはない。これは嬉しい!!

また、ゲーム内放置コンテンツのひとつ「エルのお世話」をしていると、ランダムでガチャの確率アップイベント「契約Bonus」が発生することもある。さながらゲリラフェスのようなものである。元の確率の高さに加えて更に上昇するため、最高レアを入手する機会は多く、気分よくガチャを回すことができる。

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「契約Bonus」知ってたら序盤にまわさなかったよ~~~~、とガチャを回した後に知って頭を抱えたことも

さらに、さらーに嬉しいポイントとして、キャラを重ねての星上げ(通称凸)による強さの上昇幅もそこまで大きくない点も触れておかねばならない。あくまで現状の所感だが、無凸でも十分運用できるのは、低レアキャラが有用なのもあわせて非常に助かる

さらに、ガチャのおまけやイベントなどで手に入る「騎士の記憶結晶」を使えば、ショップでキャラの凸素材と交換できるため、長く続ければお気に入りのキャラクターを星5まで上げることも十分可能な範囲である。

『リバ×リバ』はラーメン屋を経営するついでにバトルをするゲーム

「『リバ×リバ』はラーメン屋を経営するついでにバトルをするゲームである」

ゲームの話をしていたのに、急にラーメン? となるかもしれない。ただ、現在『リバ×リバ』をプレイしている人なら頷いてくれるだろう。それくらい、本作にとってラーメンは重要なコンテンツになっているのだ。

一体どういうことだろうか。まあ、まずはこの画像を見てほしい。

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ラーメンをおいしそうに食べるキャラの音声まで収録されている(ONOFF可)

なんということだろう。ラーメン屋があるではないか。何を隠そう、施設の強化や強化アイテムの購入などに使うゲーム内資金「オッターペイ」を入手する手段はこのラーメン屋経営であるのだ。

どうやら、この世界で「ラーメン」とは、かつて人類史に存在した伝説上の料理であり、「久条運命」が唯一作ることができる世界一おいしい食べ物であり、今を生きる人類に大人気らしい。

ゲーム的に説明すると、ニーズに合ったオリジナルレシピのラーメンを作り、いっぱい資金を稼ごうというコンテンツである。

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オリジナルのラーメンを作ろう!実験体A-63……?

作成したラーメンには星1から星5までのレアリティが表示され、レアリティや流行によって、売上の効率が変わる。効率が上がれば上がるほど時間経過でゲットできる「オッターペイ」の量が増える。

この資産は強化に非常に重要な要素で貴重となるので、まずはラーメン屋の経営を軌道に乗せて、ラーメン屋を拡張していくのが序盤の方針となるだろう。

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本当に処方箋つきラーメンが流行っていていいのか……?

このラーメンをはじめとして、放置でリソースを獲得できる施設は無駄に豊富すぎるほどに充実している。昨今のスマホゲームあるあると言っていいだろう

・使用「メンタル」(スタミナ)に応じて増える「メモリー」を使って報酬ゲット「エルのお世話」
・「メンタル」が時間放置で自然回復と別にストックされていく「中枢管理」
・「スクリプト」(装備カード)の強化素材が手に入る「研究」
・上述の「オッターペイ」を獲得可能な「ラーメン」
・やられるとGameoverな大将である主人公のHP強化アイテムなどが得られる「実験」
・ガチャで排出される「スクリプト」もランダムで手に入る「加工・培養」

と、6種類の放置要素でゲームのリソースを獲得することができる。朝起きてぽちっぽちっと回収していくルーティンをこなしていくと、「今日も日課やったなぁ」とソシャゲで盆栽をやっている満足感がある

全力で中二病をしているストーリーは癖が強いけどかなり好き

中二病。それは、カッコよさに憧れるが故、主に思春期に顕現する特徴。難解な言葉を使ってみたり、自分だけの特別な能力があると思ったり、周りと違うことをやって悦に浸ってみたり。読者の皆さんも患ったことがあるかもしれない。

中二病と向き合い、全力で中二病を救う。中二病は才能だから。大切に育てていくべき可能性だから。”中二病のままで居てよい居場所”」(グリモア公式HPより)を目指してコンテンツを作る。このグリモアの理念の通り、『リバ×リバ』では、それはもう全力で中二病をしている。

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オープニングムービーより。公式PVで視聴可能だ
(画像は「《リバースブルー×リバースエンド》PV 1st “Like a presto page cadence”」より)

テーマとして根幹にあるのが神々vs人類。そして星の歴史認知の支配。

神々である「軌道修正」たちは、「神域」と呼ばれる「架空の仮想人類史」が正史だと星に誤認させ、今を生きる人類をなかったことにして、滅ぼそうとしている。その野望を打ち砕こうとするのが、「神域」をそこに住む人々ごと消し去る「魔王」たる「久条運命」。あなただ

「久条運命」は数多くある「神域」を滅亡させ、本来の人類史を正しく星に認識させることで、人類の滅亡を防ごうとしている。

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いきなりピンチな状況という王道中二病展開。王道はいいからこそ王道なのだ

そんな主人公「久条運命」がいきなり倒されかけている状況から物語は始まる。記憶も混濁し、何故こうなっているのか、自分を攻撃している相手は誰なのか、分からない状態である。

そこで話しかけてくる謎の少女「リリィ中二病要素の一つであるメタメタな発言を行いながら、リリィは主人公をサポートしてくれ、この状況の整理を行ってくれる。

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謎の少女といってる割に名札に名前が……

整理して分かったことは、襲ってきているメンバーは少し前まで「久条運命」の仲間だったということ。何故、襲われているのか、そして、どうして彼女らは急変してしまったのか……。怒涛の嵐のような展開が待っているので、気になるプロローグのストーリーの続きは是非自分の目で確かめて頂きたい。

ここまで読んで「難解な単語が多い」と思った読者もいるだろう。しかし、中二病の『リバ×リバ』はこういうだろう。「そんなことはお見通しだ。既に先手を打っているよ」と。

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物凄い文章量の辞典があり、物語の理解を手助けしてくれる

リバ×リバ』にはリリィによるデータベースが充実しており、難解な単語の説明が用意されているだけでなく、物語の進行に応じて内容がアップデートされるという、ストーリーや考察好きには至れり尽くせりの仕様となっている。

その後のストーリーも、手に汗握る熱い内容や、登場キャラクターを思わず好きになってしまうようなストーリー等、いい場面で流れるキレの良いタイトルBGMなど、中二病好きにはたまらない展開が待っているので、気合の入ったストーリーを存分に楽しんで欲しい


質の高いラインディフェンスの戦闘、突き抜けるほどの中二病ストーリー、ラーメンをはじめとした放置要素。『リバ×リバ』は「好きなことを好きなようにやり、好きにした」のテーマの通り、開発陣の「好き」が現れた作品であり、「好き」なだけにそれぞれの良さをよく吟味、理解したゲームとなっている。

寝る前のベッドや、電車などの隙間時間でも気軽に楽しめるスマホゲームの良さが詰め込まれているし、高難易度コンテンツも充実していてじっくり試行錯誤にのめり込むこともできる。そんなリバースブルー×リバースエンド』は2024年9月25日にリリースされたばかり

気軽に始められて、気楽に続けられる作品となっているので、気になった方はプレイしてみてはいかがだろうか?

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「魔王」として、好きなようなことを好きなようにやり、好きにした
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