秋から冬頃にかけて、東北地方でよく食べられている、郷土料理の芋煮。

発祥とされる山形県のほか、宮城県福島県でも愛されており、地域によって味付けや具材が異なります。

芋煮会』と呼ばれるイベントが各地で開催され、秋の風物詩としてたびたびニュースになることから、他県の人々も興味を持っていることでしょう。

芋煮を食べたい時はコレが確実?

うえつ教授(@uetsuexp)さんは、芋煮の作り方として、手っ取り早い方法をXで紹介しています。

用意すべきはたったの2点なのですが、ツッコミどころのある内容に、6万件を超える『いいね』が付きました。

芋煮に欠かせない材料は、里芋。ほかに用意すべき材料を知りたいところですが…。

1.里芋と山形県を用意して放置します。

2.できあがり。

芋煮の写真

たったの2ステップでおいしそうな芋煮が完成しましたが…山形県民が必須!

芋煮のプロに任せると味が確実な一方、用意の難易度が跳ね上がりますね。

どう調達すればいいか、悩ましい投稿にこのような声が続出しています。

・レシピ紹介かと思いきや、ザックリすぎる内容に笑った。

・分かる。里芋と山形県民をセットにすると、芋煮を始めます。

・どうしよう。近所に山形県民がいないぞ。宮城県民で代用してもいいですか?

・違う具や味付けを希望すると、暴走を始める恐れがあるので要注意ですよ!

・なお、同じ山形県内でも、置賜、村山、最上、庄内の人たちを集めたら、地域性の違いで争いが勃発する模様。

日本海側の庄内地域では、具として牛肉の代わりに豚肉を使用し、味付けは味噌。ほかの内陸部は、牛肉を使った醤油味です。

ただし、最上地域の具材は、山菜やキノコがメイン。置賜地域では木綿豆腐を入れ、隠し味として味噌を使うところもあるとか。

庄内出身かつ、宮城県民でもある投稿者さんは、本来は豚肉を使った味噌味の芋煮になじみがあるそうです。

芋煮の写真

ただ、今回は専用のタレを使って、醤油味寄りの芋煮を作ったため「お手柔らかにお願いします」とつづっています。

調味料の写真

温かくて、具だくさんの芋煮が食べたくなってきますね。

山形県民を用意できない人は、好みの地域のレシピを参考に、芋煮を作ってみてはいかがでしょうか。

普段から芋煮を作っている人も、別の味付けや具材にチャレンジすると、楽しみが広がるかもしれませんよ!


[文・構成/grape編集部]

出典
@uetsuexp