ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、ドイツ代表で長期政権を築く可能性に言及した。13日、ドイツメディア『SPORT1』が報じた。
現在37歳のナーゲルスマン監督はホッフェンハイム、ライプツィヒ、バイエルンでの指揮を経て、2023年9月にハンジ・フリック前監督の後任としてドイツ代表の監督に就任。自国開催のEURO2024ではベスト8敗退に終わったものの、FIFAワールドカップ26に向けたチーム作りはドイツサッカー連盟(DFB)の幹部から高く評価されているようだ。
DFBのルディ・フェラーSD(スポーツ・ディレクター)は「ユリアンに、あと数年は代表監督を続けることに意味があると説得するつもりだ」と、ナーゲルスマン監督を現行契約の2026年W杯以降も続投させたい意向を明らかに。ベルント・ノイエンドルフ会長も「私としては、継続でも良いと思っている。彼は野心家で、すでにワールドカップに照準を合わせている。しかし、今のような状態であれば、もう少し長く続くことは想像に難くない」と語っていた。
UEFAネーションズリーグ第4節オランダ代表戦の前日会見でDFB幹部の発言について問われたナーゲルスマン監督は、「私はなんでも想像できる」と2026年W杯後の留任を否定せず。「だが、まだ先の話だ。まずはネーションズリーグで優勝したい。ワールドカップの出場権を獲得し、ワールドカップで結果を残したい」と言葉を続け、まずは短期的な目標に集中することを強調した。
就任から1年経ち、「(チームは)本当によくやっている」とナーゲルスマン監督。「サッカーの面で多くの進歩を遂げた。彼らがピッチにもたらしたものにはとても満足している」とチームの成長に手応えに示している。
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