アル・ヒラルのブラジル代表FWネイマールが今月中に戦列に復帰する可能性が出てきた。『ESPNブラジル』が報じている。

ネイマールは2023年10月に行われた北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のウルグアイ代表戦で、左ヒザ前十字じん帯断裂および半月板損傷の重傷を負い、約1年の離脱を余儀なくされていた。

アル・ヒラルを率いるジョルジェ・ジェズス監督は以前の会見で、エースの実戦復帰は来年1月以降になる可能性があると語っていたが、先月末にトレーニングに復帰した32歳はここに来て驚異的な回復力を示しているという。

そして、ネイマールは今月21日に予定されるAFCチャンピオンズリーグエリートのアル・アイン戦で実戦復帰を果たす可能性も出てきているという。

ただ、ネイマールの復帰に関してはジェズス監督の最終的な判断の前に、手術を執刀したブラジル代表メディカルチームのチーフであるロドリゴ・ラスマール氏による承認が必要になるという。

そのため、ラスマール氏はネイマール選手のコンディションを評価するため、今後数日中にサウジアラビアに渡航する予定だという。

一方、W杯南米予選で苦戦が続くブラジル代表では11月のベネズエラ代表戦とウルグアイ代表戦でのエースの復帰を期待している。

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