秋から冬にかけては、スーパーマーケットなどでサツマイモが多く販売されます。中には、家庭で焼き芋やサツマイモ料理を楽しむという人も多いでしょう。
せっかくならおいしいサツマイモを選んで買いたいところです。
では、おいしいサツマイモを見分ける方法はあるのでしょうか。サツマイモの見分け方について、茨城県の『JAなめがたしおさい』に取材しました。
『JAなめがたしおさい』のエリアではサツマイモの栽培が盛んで、おいしいサツマイモを日本各地に出荷しています。
おいしいサツマイモの見分け方
『JAなめがたしおさい』によると、おいしいサツマイモを見分けるには、以下の3点に注目するといいそうです。
1.皮が色鮮やかでなめらかなもの。
2.ヤラピンという黒っぽい蜜状のものが付いているもの。
3.ふっくらとした形をしたもの。
まず『1』ですが、表面に傷やデコボコのないもの、肌につやがあって傷の少ないものを選ぶとよいそうです。
『2』のヤラピンというのは、サツマイモを切った時に染み出る白い液のこと。これが表面に染み出て酸化すると黒くなるのです。
『JAなめがたしおさい』のエリアでとれた新サツマイモ。ヤラピンも見えておいしそう。
黒い液だれのようなものが、サツマイモの表面に現れることがありますよね。これがヤラピンで、汚れではありません。
新鮮なサツマイモはヤラピンが染み出るので、むしろヤラピンが見られるサツマイモを選ぶべきなのです。
『3』のふっくらした形状については、「地中で栄養をしっかり蓄えたサツマイモは下のほうがふっくらする」とのこと。サツマイモらしい、ふっくらした形のものを選ぶといいそうです。
『JAなめがたしおさい』からのアドバイスを参考に、おいしいものを選んでくださいね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]
取材協力JAなめがたしおさい
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