犬の中には木の棒が大好きというタイプが存在する。さらにその棒を人間に見せびらかして、ほめてもらうのが大好きというタイプも存在するようだ。
6歳のラブラドール・レトリバーとジャーマン・シェパードのミックス犬、ブライスは、散歩のたびに立派な木の棒を見つけては、それを口にくわえながら歩く。
「みんなみて!ぼくちんこんな立派な棒を見つけたんだから」とアピールして、すれ違う人々の注目を集めたいのだ。
ブライスの棒を口にくわえた誇らしげな姿を無視できる人はいない。みんなすれ違うたびに「すごいね~」「立派な棒だね~」と声をかけてくれる。
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散歩の道中で見つけた棒を通行人に見せつける犬
ブライスは飼い主のバネッサ・キーティングさん(32歳)と幸せな生活を送っている。
バネッサさんは季節労働者で、アメリカ国内をキャンピングカーで移動しながら、ほとんどの時間を愛する犬と一緒に過ごしている。
バネッサさんとブライスは、定期的にハイキングや長距離ウォーキングに出かけている。
ブライスは長距離の散歩が大好きで、何よりも木の棒が好き。どこに行っても棒を見つけてはキャンピングカーに持ち帰るんだそうだ。
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ブライスが好きなのは木の棒だけではない。彼にとって立派だと思う木の棒を見つけると、それを口にくわえながら散歩をするのを好む。
するとすれ違う多くの人が「すごい大きな棒だね~」、「立派な棒だね~」、「あ、また会ったね、スティックボーイ」、「かっこいいね~」などと声をかけてくれる。
棒も好きだけど、人間の注目を集めるのも大好き
ブライスは、人間の注目を浴びるのがたまらなくうれしいのだ。幸いにも犬好きな人は多く、大きな棒をくわえたブライスに対し、「立派な獲物だ!」など、すれ違いざまに次々と言葉をかけてくれる。自転車に乗っている人もだ。
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ある男性はブライスに「あそこにいってごらん。もっと大きな棒があるよ」と言ったが、バネッサさんは「お願い、彼には内緒にして」と冗談めかして答えていた。
なかにはブライスを撫でてくれる人もいるし、フライズの姿に癒されるという人も多い。どこにいってもブライスはアイドル的存在のようだ。
バネッサさんはブライスのことを、明るく元気で太陽のようだと表現しているが、幸せって伝染するものだから、ブライスが幸せそうに、そしてほこらしげに棒を加えている姿を見たら、自然に笑顔になれるよね。これは無視できないやつだ。
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