趣里が主演を務める「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD、TVerにて配信)の第1話が10月14日に放送。型破りな弁護士・亮子(趣里)とコンビを組むことになった杉浦(ジェシー)も注目が集まった。(以下、ネタバレを含みます)
■異色のリーガル・エンターテインメント
本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体のしれないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が主人公。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメントだ。
物語の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。
亮子に振り回されることになる東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘をジェシー(SixTONES)、失踪中の亮子の父・粒来春明を古田新太、亮子と杉浦が所属する法律事務所の所長・大草圭子をYOUが演じる。
■新人弁護士・亮子に戸惑うばかりの3年目弁護士・杉浦
自殺教唆の罪に問われた事件を扱った第1話。型破りな“モンスター”弁護士の亮子が、ちょっとの悪意から“モンスター”になってしまう人物と対峙する様子が見応えたっぷりに描かれた。
そんな亮子は、これが弁護士として初めて挑んだ裁判だった。高校3年生のときに司法試験に一発合格するもなぜかそのまま法曹界には進まなかったのに、「弁護士をやってみることにした」と圭子の事務所に突然現れたのだ。杉浦は、そんな亮子のサポートを圭子に頼まれた。
資料を読んでいたかと思えば、突然立ち上がって被告人の接見に行こうとする亮子に驚いてついていく杉浦。さらにパーカーにロングスカートという超カジュアルスタイル、かつ資料など何も持たない手ぶらという状態にも驚いて指摘するが、何事もなかったかのように無視する亮子に「えっ、ナメてる?」と思わず口に出た。
序盤から、今後振り回されること間違いなしの様子が漂っていたが、その後も行動力のある亮子に置いてけぼりの形になったり、連絡つかないことにイライラしているとメール1本で調べてほしいことを指示されたり。ラストまで“先輩”としての立場なしといったところだった。
■杉浦を演じるジェシーのスーツ姿に「眼福」の声も
杉浦がスーツをビシッと決めて身だしなみを整えているばかりでなく、3年目のまだ若手ではあるが弁護士としての“常識”を通そうとする姿があるからこそ、亮子の型破り感が一層際立つとも言える。
杉浦が東大法学部卒と知って「すご~い、尊敬で~す」と棒読みで言い、陰で「(尊敬)してないし」とさらっと口にした亮子。一方、亮子が18歳で弁護士登録したことがわかり「 “姉弁(※女性の先輩弁護士のこと)”じゃん」と事務所のパラリーガル(※弁護士業務をサポートするスタッフ)に言われると、「いや、でも、現場デビューは僕のほうがずっと早いですし」とむきになるなど、プライドの高さが垣間見えた杉浦。対照的な2人がこれから“コンビ”としてどうなっていくのかが楽しみだ。
タイトルの「#モンスター」がトレンド1位になると共に、「神波先生」と「杉浦先生」がTOP20位圏内にランクイン。「エリート弁護士の杉浦先生があたふた振り回されているのも楽しい」「神波先生に振り回される様子がコミカルで、重めのストーリーの清涼剤となってて面白かった」「今後のバディ展開も楽しみ」といった感想のほか、「ジェシー、スーツ似合う」「かっこいい」「これからジェシーの脚長スーツ姿を毎週拝めるのか」「ジェシーのスーツ姿は眼福」の声も上がった。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
コメント