日本の首相といえば行政府のトップであり、また日本のかじ取りの最高責任者ですから、発言には十分注意しなければなりません。でも、そこは人の子、ぽろっと漏らしてしまう言葉もあります。今回は、そんな「?」な首相の発言を集めてみました。

●「ばかやろう」吉田茂

1953年に国会で、質問に立った西村栄一さんに対しての吉田首相の発言です。ただし、西村さんを面罵したのではなく、質問に答えて席に戻る際につぶやいたのです。これで西村さんが「何がバカヤローだ!」と怒り、吉田首相は発言を取り消しました。その後、吉田首相は衆議院議員を解散しましたので、この解散は「バカヤロー解散」と呼ばれています。

●「新聞記者の諸君とは話さないことにしてるんだ」佐藤栄作

佐藤首相は退陣記者会見で新聞記者とは話したくないと発言。それに反発した記者が退席。佐藤首相の退陣会見は、新聞記者のいないがらんとした会場で一人テレビカメラに向かって行うという、異様なものになりました。

●「イット革命」森喜朗

当時は「ITバブル」の真っ最中。「IT革命」という言葉がはやっていました。しかし、森首相はこう言いました。

●「亡くなられた坂田さんから……」森喜朗

と、坂田道太議員のことを語ったのですが、そのとき坂田議員はご存命だったのです(現在は故人)。森首相は渡瀬憲明議員(当時は故人)と勘違いして言っちゃったそうです。

●「日ソ……」森喜朗

プーチン大統領の会談があった際の森首相の迷言。当時もうソ連は崩壊して、ロシアになっていたのですが……。この言い間違いは『笑う犬の冒険』という番組の「ひろむちゃん」というコントでも取り上げられました。

●「徘徊(はいかい)老人に間違われた」麻生太郎

参院決算委員会での麻生首相の発言。ユーモアあふれる麻生さんですから、ちょっと笑いを取りにいったのでしょうね。

●「確かに私は愚かな総理かもしれません」鳩山由紀夫

党首討論での鳩山首相の発言です。自分をへりくだって言ったのでしょうが、国政の場で言うべき言葉ではなかったかもしれません。

●「今までは仮免許だった」菅直人

支持者との会合での菅首相の言葉。確かに自分ではそう思っていたのかもしれませんが、あまり公の場所では言わない方が良かったかもしれませんね。

●「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」小泉純一郎

衆議院決算行政監視委員会での小泉首相の言葉。この発言は大いに日本を沸かせました。

いかがだったでしょうか。首相の迷言は探してみるとけっこうあるものです。それぞれの発言からはその首相の人柄が分かるような気がしますね。あなたは、歴代首相の迷言というと、どんなものを挙げますか?

(高橋モータース@dcp)

※内容に一部誤りがあったため、記事を修正致しました。(2015.07.03)