名古屋グランパスのFW永井謙佑がルヴァンカップ決勝について語った。

名古屋は2日、ルヴァンカップ決勝でアルビレックス新潟と対戦。2021年以来、2度目となる制覇を狙う。

2022年に復帰した名古屋ではタイトルを獲得したことがない永井。プロキャリアを歩み始めたクラブへの思いを前日練習後に述べた。

「個人的にグランパスでは(タイトルを)獲ったことがないのですごい楽しみですし、星を増やせるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います」

「タイトルを獲って恩返ししたいですし、年齢的にもなかなかチャンスはないと思うので、チームに星をつけるというところにこだわってやりたいです」

また、初のメジャータイトル獲得に燃える新潟についてもコメント。9月のJリーグの対戦では3-0の勝利を収めたが、警戒を強めている。

「直近(の対戦)はそこまで関係ないかなと。暑さもありましたし、新潟と名古屋だとだいぶ湿度だったり、温度も違うと思うので、相手もすごく疲弊してましたからそこは気にせず。前回の戦いはあまり参考にはしてないです」

リズムに乗るとすごい恐いチームですし、相手の良さを消しつつしっかり自分たちも戦っていきたいです。僕らだけじゃないですけど、回されだすとどこのチームも苦戦するので、そうならないように、良い守備から良い攻撃だったりを意識しながらやっていきたいです」

さらに、チームを率いる長谷川健太監督にも言及。ガンバ大阪FC東京ルヴァンカップを制した指揮官は、史上初となる3度目の優勝が懸かっている状況。FC東京で喜びを分かち合った永井は、2020年の再現を望んでいる。

「前回は一緒に獲って喜べていますし、今回も決勝でしっかり勝って。名古屋のエンブレムが新しくなった今年のタイミングで、良い1年にできたって言えるようにタイトルを獲りたいと思います」

一方、長年名古屋を支えてきたGKランゲラックは今シーズン限りで退団。守護神に加え、ともに戦ってきたチームメイトや応援してくれるみんなのためにプレーするつもりだ。

「もちろんミッチのためもありますけど、やっぱりグランパスファミリー全員が願っていることですし、今日ここに来られていない人たちもいます。みんなでここまで繋いできて決勝まで来ているので、チーム全員のためにタイトル獲れるようにがんばりたいと思っています」

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