イギリスの宮殿などに立っている近衛兵に「イタズラしたらダメな理由」がよく分かる動画が話題になっている。

https://youtu.be/dQCSWPFnjbU


イギリスのバッキンガム宮殿やウィンザー城などの観光名所では、黒い毛皮の高帽子と赤い上着を着用した近衛兵たちが直立不動で立って警衛し、衛兵交代を行う光景がおなじみだ。

彼らはイギリス陸軍近衛師団に属し、君主の警護/衛兵任務、そして時には実戦任務も行う兵士である。しかし、観光客の中には、彼らに対して手出しする心ない人もいる。
ウィンザー城を訪れたアジア人観光客が、面白がって衛兵に接近し、何やらちょっかいを出している。そして、兵の肩に手をかけた瞬間、近衛兵から「女王の近衛兵から離れろ!」と大声で叫ばれ、銃を向けられたのだ。

近衛兵は、いたずらに近寄る観光客に対してと注意を促すことがあるが、場合によっては武力行使することもあるらしい。しかし通常は、こういった迷惑な観光客には警察が対応するようだ。

ネット上では、観光客の迷惑行為に対し「敬意がないね」「撃たれなくてよかったな」「近衛兵はおもちゃの兵隊じゃないんだよ」といった怒りのコメントが寄せられている。