長い人生、誰しも「許せない人」の一人や二人はいるものだろう。宮城県に住む50代男性は、20代の頃に入社した「家電量販店の店長」が許せないと語る。店舗内での接客、販売の仕事をしていたが、
「入社して1年経とうとした時、店長に呼び出されて解雇を告げられました」
と突然のクビ宣告に衝撃を受けたことがある。(文:篠原みつき)
「新人が定着しない職場だったのです」
男性は内気な性格で、なかなかお客さんに積極的に売り込むことができなかった。そのため、「向いてないとハッキリ言われました」と振り返る。
「ただ、それだけならいいのですが『お前には若さがない』とか『お前には長所が全くない』『お前の人生は既に終わってる』だの散々愚痴を言われました。自分にも非があるのは認めますけどいくらなんでもあれは言い過ぎだと思いました」
解雇通告するだけでも酷いのに、言う必要のない人格否定までされてはたまらない。この店長は「ワンマン思考で自己中心的」な人物だったそう。「自分の思い通り行かないと裏でぶつぶつぼやいているのを何度も見ました」というから、それこそ人格的に問題がある人だったようだ。
「聞けばここの店員はコロコロ変わるそうで新人が定着しない職場だったのです。原因は明らかにあの店長に問題があるのにそんな人徳も人望もない人を店長職に付かせる本部側にも問題があると思いました」
と強い抗議を示した。しかし、この話には後日談があるという。
「私が辞めて10年後にその店は潰れ、他の店舗も次々潰れて今では細々と不動産業をやってるみたいです。自業自得ですね!」
少しは溜飲が下がった様子の男性だが、この解雇宣告がトラウマとなり精神的に病んでしまい、職を転々とするようになってしまったそうだ。そのため「一生絶対に許せません!!」と怒りを再燃させていた。
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