染井為人による同名小説を横浜流星主演で実写映画化する『正体』(11月29日公開)。このたび、本作の新規場面写真が一挙解禁となった。

【写真を見る】逃亡中の鏑木と彼に出会う3人の人物、刑事の又貫をとらえた場面写真

本作は、『余命10年』(22)、『青春18×2 君へと続く道』(24)の藤井道人監督が手掛けるサスペンスエンタテインメント。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木は、日本各地で沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)に出会う。鏑木を追う刑事の又貫(山田孝之)は沙耶香らを取り調べるが、それぞれが出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。

このたび解禁となったのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも逃亡する指名手配犯、鏑木と、間一髪の逃亡を繰り返す343日間の中で出会い彼を無実だと信じる3人、そして彼を追う刑事との緊張感走る場面写真。焦り逃げ惑い、刃物を両手で構え必死に目で訴えかける鏑木に「那須」として出会い指名手配犯だと気づくも彼の無罪を信じ神妙な表情を浮かべる沙耶香、「ベンゾー」として大阪の工事現場で働くうちに親しい友人となるも、指名手配中の容疑者と特徴が合致し疑うこととなる和也、そして「桜井」として介護施設で働く鏑木に恋心を募らせ食事をともにする舞が写し出されている。さらに、刑事の又貫が容姿を変え逃亡する鏑木の捜査資料を見つめ、足跡に考えを巡らせる姿や、鏑木に拳銃を突きつけて対峙する場面も。サスペンスを予感させる仕上がりとなった。

はたして鏑木はなんのために逃亡を続けているのか?そして彼の正体とは?極上の逃亡サスペンスエンタテイメントに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木を描く本作/[c]2024 映画「正体」製作委員会