筆者は可愛いものに目がない。
それは動物的な可愛さやキャラクター的な可愛さを問わず、とにかく胸がキュンっとなるものであれば何でも好きだ。そんな筆者が10月27日に浜松町で開催された「東京ゲームダンジョン6」を歩いていると、ひときわ目立つビジュアルのゲームを見つけた。
それが今回紹介する『ガンナーちゃん!』だ。
制作中のガンアクションゲーム「ガンナーちゃん!」のストアページが公開されました!https://t.co/d6ooFnFHYM pic.twitter.com/GsrDB96nz8
— kido (@kido0617) August 10, 2024
しかし、遊んでみるとそんな「かわいい」という気持ちは忘れさせられた。手ごたえのあるアクション、マップの雰囲気などなど、ゲーマーが喜びそうな要素がふんだんに詰め込まれているのだ。なにより、ハイテンポで展開されるガンアクションは爽快でプレイしていて高揚感に包まれた。
本稿ではそんな発売前の『ガンナーちゃん!』を一足先にプレイする機会を得たので、その模様をお届けしていく。
『ガンナーちゃん!』Steamストアページはこちら開発者「kido」氏X(旧Twitter)はこちらかわいいなんて関係ねぇ!手ごたえのあるアクションでいつもこいつもぶっ飛ばせ!
『ガンナーちゃん!』は実験事故によりめちゃくちゃになってしまった基地を舞台に繰り広げられる、ローグライクの見下ろし型2.5Dガンアクションゲーム。プレイヤーは銃を取り、マップ上にいるロボットを撃破しながらステージを攻略していくことが目標となる。
ゲームプレイについては、弾幕を避けながらその階層にあるボスステージを探す『Enter the Gungeon』的な構成となっており、死なないよう的確に敵の攻撃を避けるスキルが求められる。
今回プレイした試遊ではそんなステージのひとつを体験することができ、コントローラーを手に取ると練習場からスタート。出口付近にはNPCが立っており、製品版ではプロローグが描かれる旨が記載されていた。
本作のアクションは主に「ダッシュ」「発砲」「近接攻撃」の3つで構成されており、ダッシュで回避しつつ、攻撃するのが基本形。銃については非常に強力なものの、弾は有限であり近接攻撃や落ちている武器を切り替えながら戦っていくことが重要となる。
練習場から抜け出し、マップを探索しているとさっそく第一ロボット(敵)を発見。プレイヤーを見つけるなり銃を発砲してきた。本作ではダッシュで回避する以外にも、マップ上のオブジェクトに隠れて弾幕をやり過ごすことができ、エリア内には机やイスなど多様なオブジェクトが配置されていた。
これらを駆使して攻撃をかわすわけだが、それだと逆にプレイヤーから敵に攻撃を仕掛けるのが少しめんどくさくなりそうなもの。そのため、本作では自分でエイムを合わせずとも自動的に照準が合うロックオン機能が搭載されており、アクションが苦手でも回避に専念できるゲーム性が特徴的だ。
実際、筆者はエイムを合わせるのがちょっぴり苦手であったため、この機能に助けられた場面も多かった。
実際にプレイしてみて本作のアクションは全体を通して爽快感を感じられる場面が多かった。武器のリロードやコッキング時の乾いた「カシャッ、カシャッ」というメカニカルなサウンドは操作への没入感を高め、敵を倒す度に現れるド派手なエフェクトはまさに爽快であった。
そして、本作のヌルヌルとしたキャラクターアニメーションは躍動感があり、見ているだけでも楽しい気持ちにさせられた。
しかし、その華麗な動きとは裏腹に敵の体力は想像以上にタフ。特に序盤は、ピストルで5発ほど撃ち込まないと倒せない敵も少なくない。
だが、ショットガンで敵をなぎ倒す爽快感は格別。バンバンと炸裂する弾丸と、次々と倒れていく敵の姿を見て「(良い意味で)ハマったら時間が溶けてヤバそうなゲーム」であることがひしひしと感じられた。
こうして、マップを進んでいるとボスエリアに到達した。
ボスはカニの形をした機械に乗っており、さまざまな種類の弾幕でプレイヤーに攻撃。さらに、手下の子ガニを出現させることで、プレイヤーの行動を阻害してきた。
筆者は手に入れたショットガンで応戦。火力が高いため20秒立たずとしてあっさりボスを討伐することが出来た。
このように、本作は可愛い絵柄とハイテンポな爽快アクションでプレイヤーを楽しませてくれるのだ。
なお、開発者kido氏にお話を伺うと『ガンナーちゃん!』はPC(Steam)向けに、2025年春リリースを目指して現在開発を進めているとのこと。
すでにストアページは公開されているため、興味があればあればウィッシュリストに登録しておくと良いだろう。
『ガンナーちゃん!』Steamストアページはこちら開発者「kido」氏X(旧Twitter)はこちら
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