2023年に北米で異例の大ヒットを記録したホラー映画『SKINAMARINK』(原題)が、邦題を『SKINAMARINK/スキナマリンク』として2025年2月21日(金)より全国公開されることが決定した。

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この映画は「史上最も恐ろしい映画」、「本能的な恐怖を思い出す」とネット上で賛否両論を呼んだホラー映画。人々の悪夢を再現した短編映像をYouTubeチャンネルに投稿し、新鋭の映像作家としてキャリアを重ねるカイルエドワード・ボールにとって本作が衝撃の長編監督デビュー作となる。制作費はわずか15,000ドルにもかかわらず、692館という異例の規模で北米公開され、最終興行収入は約200万ドルという驚異の数字を叩き出した。

まるで現実と悪夢の境界をさまうような実験的な映像と観るものに解釈を委ねるミニマリスティックな演出が、魅惑的でおぞましい映像体験へと誘う本作。暗闇に照らされた異様な光景を目の前に、身体は恐怖に縛られ、自ずとかき立てられる想像力によって観る者をさらなる阿鼻叫喚の渦に突き落とす。超低予算ホラー映画の金字塔『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(98)、『パラノーマル・アクティビティ』(07)とも並ぶ、いまだかつて誰も体験したことのない最恐イマジネーション・ホラーが新たに誕生した。

また日本公開決定にあわせて場面写真が到着。薄く赤暗い照明に灯された廊下から暗闇へと向かう“子どもの足”が、ローアングルで捉えられており、どこか薄気味悪い感覚を覚える1枚。VHSテープの様な低解像の質感から不穏な世界観が伝わってくる。

そして、謎が多い本作について北米公開時から注目していたと語るホラー映画に通ずる見識者3名からお祝いコメントが到着。人喰いツイッタラーの人間食べ食べカエルは「何も見えない恐怖を骨の髄まで味わされる。これは、映画の形をした煉獄だ」とコメントし、映画ライターの氏家譲寿(ナマニク)は「これは地獄だ」と断言。ホラー映画取締役は「最高の恐怖をもたらすものは、想像力だ。挑め、日本のホラーファン!!」と日本公開決定に大興奮の声を寄せている。

不穏でミステリアスな映像が内なる恐怖心を覚醒させる本作。今後の続報にも期待大だ!

■<コメント>

●人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)

「気づけばこちらも暗闇に閉じ込められ、終わりのない、そしてなにも見えない恐怖を骨の髄まで味わされる。これは、映画の形をした煉獄だ」

●氏家譲寿(ナマニク)(文筆業、映画評論家)

「これは地獄だ」

ホラー映画取締役

「映っているのか、いないのか。子どもの時、夜中に起きて廊下を歩いたあの感覚。最高の恐怖をもたらすものは、想像力だ。挑め、日本のホラーファン!!」

文/スズキヒロシ

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