今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【ビスマス結晶】デカいビスマス結晶を作りたい【ずんだもん】』というberry(ギガしいたけ) さんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

ビスマス最高~~~


 淡く赤みがかった銀白色の金属ビスマス。融点が低いのが特徴の金属で、カクカクとした独特の形のビスマス結晶が有名です。

 今回は、そんなビスマスを使ってビスマス結晶を作ります。

 結晶作りの作戦ですが、まず個体のビスマスを溶かして液体にします。

 その後、冷えたビスマスが個体に戻ります。

 戻る途中で液体を取り除いて、壁面にできた結晶をペンチで取り出すのが作戦になります。

これがビスマス。お値段は2kgで8000円弱

 初めにステンレス製のカップにビスマスを入れます。

 安全のために消化スプレーを離れた場所に用意してから、火をつけます。

融点が271℃で、結晶の表面が虹色になるのは酸化ビスマスになった際の酸化膜の厚さによって色が変化するとのこと

 ビスマスが溶け切った後、ある程度まで固まってから液体を流すしだすのですが、ステンレス線を液面に固定してそこから結晶を成長させる方法もあるとのこと。それを実践してみます。

 その結果がコチラ。残念ながらフリーハンドで行なうモノではなかったそうで、冒頭で見たような綺麗な結晶にはなりませんでした。

 気を取り直して、固まるのを待ちます。

流し出し作業は手を滑らせたら300℃の金属が飛び散ることになるので注意が必要

 だいぶ固まってきたら、液体を流しだします。

 常温になるまで待ってから、ペンチを使って取っていきます。ちなみにペンチでボリボリとれるくらいビスマスは脆いそうです。

 取り出してみると、ビスマス結晶らしい形になっています!

 今回出来上がったビスマス結晶をまとめたのがコチラですが、これでは物足りないberry(ギガしいたけ) さんは2回目にチャレンジします。

 先ほど写っていた円盤ビスマスを小さく砕いたものに追いビスマスをしてから、溶かしていきます。

ビスマスは固体よりも液体の時の方が密度が大きい

 先ほどと同じように固まってきたら液体を液体を流しだします。

 2回目の取り出しを行なうのですが、液面にでき始めた結晶をうっかり取らない様に注意しながら作業を進めます。

 ビスマスも足して結晶が成長するスペースを増やしたので良い感じに大きい結晶が出来たのですが、綺麗に取り出すのが難しいそうです。なので、再加熱して剥がす作戦で行きます。注意点として、加熱し過ぎたらせっかく作った結晶が液体に戻るので警戒しながら加熱していきます。

 無事カップから取り出したビスマス結晶がコチラ。けっこうな大きさのビスマス結晶を作ることができました。
 不思議な形と輝きを放つビスマス結晶に動画内では「ラスダンの階段にええやない」「古代文明で神話生物を召喚するために使ってたアーティファクトぽい」「これが伝承結晶ちゃんですか」と言ったコメントが寄せられていました。
 そんなビスマス結晶の詳しい制作過程を映像で見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください。

視聴者のコメント

これは楽しそう
ええやん
もう食える
古代のお宝っぽい
親の顔より見たことあるイワタニのカセットコンロ


▼動画はこちらから視聴できます▼

『【ビスマス結晶】デカいビスマス結晶を作りたい【ずんだもん】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43129816

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