リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督がコロンビア代表FWルイス・ディアスの起用法について言及した。5日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節が現地時間5日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』にレヴァークーゼンを迎えた。ここまで3連勝中のホームチームは前半を無得点で折り返すも、61分にL・ディアスが待望の先制点をマーク。2分後にはコーディ・ガクポがネットを揺らすと、その後はL・ディアスが2点を加え、4-0で試合を締め括った。
昨シーズンのブンデスリーガ無敗王者を圧倒し、無傷の4連勝を飾ったリヴァプール。スロット監督は「彼らに高い位置からプレスをかけるのは難しかったが、前半は失点せず、チャンスもあったと思う。後半はゲームプランにうまく適応することができた。リスクを冒し、ボールの扱いも良くなった」と試合を振り返りつつ、主戦場のウイング(WG)ではなくセンターフォワード(CF)起用でハットトリックを達成したL・ディアスについて次のように語った。
「起用の理由はいくつかある。ディオゴ・ジョッタとフェデリコ・キエーザが負傷しているので、我々にはアタッカーが4人しかいない。そして、レヴァークーゼンのヨナタン・ターは非常に優れたDFであり、おそらくドイツで最高の選手の一人だ。彼が中央に陣取る選手、つまりターゲットマンとの対戦を好むことは知っていたので、ルチョ(L・ディアス)を中盤や左サイドから背後に走らせることによってターの意表を突こうと考えた。最初のゴールを見れば、それが上手くいったことがわかるだろう」
また、L・ディアス自身は「リヴァプールで初のハットトリックを達成できたことに感謝しているし、とても嬉しいよ。一生忘れられない特別な瞬間だ。今後も努力し続け、もっと多くの勝利を収めていきたいと思う」と喜びを語っている。
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