アメリカで行われた連邦議会選と大統領選。共和党が上院の過半数議席を取得し、大統領にも共和党のドナルド・トランプ氏が就任する見込みです。米大統領選の結果で日本の地名や駅名が話題になることがありますが、今回は“それっぽい”駅はあるのでしょうか。
トランプ氏再選で話題になりそうな「駅」って?
現地時間2024年11月5日、アメリカでは連邦議会選と大統領選が行われ、共和党は上院の過半数議席を取得しました。前大統領で共和党のドナルド・トランプ候補も、開票作業が続く深夜、集会場で支持者らの前に姿を見せ、47代大統領に選ばれるであろうことを宣言しました。
オバマ大統領が当選した際の「小浜」駅のように、米大統領選の結果で日本の地名や駅名が話題になることがありますが、今回はどうでしょうか。「ドナルド駅」「トランプ駅」など日本ではあろうはずもありませんが、「共和」駅ならあります。
アメリカの二大政党の一翼を担い、現代では保守色も強い共和党。この「共和」という語は、政治体制を指す共和制という文脈では君主制の対義語として、選挙によって選ばれた個人または集団が国を統治するという意味になります。
一方、単に共和といった場合は、2人以上が共同して穏便に事へ当たることを意味します。そのような「共和」という語を地名に採用した場所があるのは、愛知県です。
現在の大府市に位置する共和町は、追分、追分新田、木之山、伊右衛門新田、又右衛門新田、八ツ屋新田が合併して成立しました。ただ合併には紆余曲折あったそうで、それを乗り越え連帯意識を醸成し、相互協調するという願いを込め、「共和町」と命名されました。
最寄り駅はJR東海道本線の共和駅。駅の西側が共和町、東側が共栄町ですが、駅の住所は共栄町です。区間快速と快速も停車し、県都・名古屋までは15分足らずでアクセスできます。
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