スペースXは11月3日(米国時間)、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを直前で中止しました。
同ロケットの打ち上げは、米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍施設で進められていました。同ロケットは「Starlink 6-77」ミッションとして、衛星インターネットサービス「スターリンク」の衛星を23基打ち上げる予定だったのです。
しかし、打ち上げのカウントダウンが2分36秒まで進んだ時点で、スペースXはファルコン9の打ち上げを中止。同社はヘリウムに関連したトラブルのため、同ロケットの打ち上げを止めたとライブ放送で示唆しています。
Watch Falcon 9 launch 23 @Starlink satellites to orbit from Florida https://t.co/2kHYKo2a9e
ファルコン9が予定通りに打ち上げられていたら、その第1段ブースターは大気圏へ再突入し、大西洋上で待機している無人船「Just Read the Directions」に着陸する予定でした。
スペースXは2024年に100機のファルコン9を発射しており、その大部分はスターリンクの打ち上げに使用されました。現時点で新しい打ち上げ時期は発表されていません。
Source: Space.com
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