2024年11月7日、韓国メディア・韓国経済は「日本への輸出を断念してまで『独島(竹島の韓国名)は韓国の領土』との文言を守った韓国の米菓メーカーが米国に進出する」と伝えた。

記事によると、幼児向け米菓メーカーのオルバルムは最近、米ロサンゼルス郊外のオレンジ郡にある流通ストアに入店した。

初回の輸出規模は1000万ウォン(約110万円)相当で、今後は米国国内の主要スーパーマーケットチェーンにも流通網を広げていく計画だという。

オルバルムは21年から、商品のパッケージに「独島は韓国の領土」という文言と、竹島の写真と地図を載せて販売している。

オルバルムは今年初め、日本のバイヤーから「独島」を消すことを条件に年間売上高の15%に達する輸出の提案を受けたが、国のプライドを守るために提案を断っていた事実がネット上で拡散し、話題を集めた。韓国で注文が殺到し、一時品切れとなる事態も起きたという。

オルバルムのキム・ジョングァン代表は「たくさんの人の関心と支援のおかげで独島の描かれた米菓を米国に輸出できることになった」と感謝を述べたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「真の愛国者。成功を願っています!」「誇らしい。感動した。さらに大きく成長してほしい」「大統領や政治家よりもこの国を愛し、大切にしている企業」「応援する。一緒に独島を守ろう」「政府は積極的に支援するべき」「私たち国民にできることは商品を購入して売り上げアップに貢献すること」「この成功方法を他の企業も見習ってほしい」など、称賛や応援の声が続出している。(翻訳・編集/堂本)

7日、韓国メディア・韓国経済は「日本への輸出を断念してまで『独島は韓国の領土』との文言を守った韓国の米菓メーカーが米国に進出する」と伝えた。写真は竹島。