久保建英の所属するレアル・ソシエダは7日、ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第4節でビクトリア・プルゼニと対戦し1-2で敗戦した。久保は60分までプレーしている。

前節のマッカビ・テルアビブ戦でEL初勝利を飾ったソシエダは、直近のセビージャ戦のスタメンからブライス・メンデスをオスカールソンに変更した以外は同じスタメンを採用。久保は[4-1-4-1]の右MFでスタメン出場している。

ここまでEL3試合連続ドロー中のプルゼニに対し、ソシエダは13分に失点を許す。左サイドからカットインしたカドゥのヒールパスの落としを受けたシュルツがボックス内まで切り込み、ラストパス。これをボックス左で受けたアドゥがニアサイドにシュートを突き刺した。

先制を許したソシエダはすぐに反撃に出る。すると35分、ボックス左から侵入したオヤルサバルが縦への仕掛けからクロスを供給すると、ゴール前のオスカールソンがヘディングでゴールに押し込んだ。

さらにソシエダは、38分にもオヤルサバルが直接FKでゴールに迫ると、GKイェドリチカの弾いたボールをアゲルドが詰めたが、このボールは相手GKの正面を突いた。

同点で迎えた後半は、立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ソシエダは60分に久保を下げてベッカーを、74分にハビ・ロペスを下げてブライス・メンデス、81分にスベルディアを下げてエルストンドを投入。

後半半ば以降はポゼッションで上回るソシエダが、何度もアタッキングサードまでボールを運ぶが、プルゼニの集中した守りを崩しきれず、なかなか決定機まで至らない。

このまま試合終了かと思われたが、ソシエダは終盤に勝ち越しを許す。89分、左サイドをドリブルで持ち上がったスアレのクロスのこぼれ球をペナルティアーク手前のカルヴァフがダイレクトシュート。これをボックス内のヴァスリンが右足アウトでフリックすると、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。

結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。プルゼニに今大会初勝利を献上したソシエダは、格下相手に痛恨の敗戦を喫した。


ビクトリア・プルゼニ 2-1 レアル・ソシエダ
【ビクトリア・プルゼニ】
プリンス・クワベナ・アドゥ(前13)
ダニエル・ヴァスリン(後44)
レアル・ソシエダ
オーリ・オスカールソン(前35)

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