FC町田ゼルビアは8日、黒田剛監督と契約を更新し、2025シーズンも引き続きトップチームの監督として指揮を執ることで合意したことを発表した。

 現在54歳の黒田監督は、1995年から2022年にかけて青森山田高校サッカー部を率い、数々のタイトルを獲得。2023年に“プロ転向”を果たすと、就任1年目ながら昨季は2024明治安田J2リーグ優勝&クラブ史上初のJ1昇格に導いた。

 そして、迎えた今季は初挑戦の2024明治安田J1リーグでも首位に立つなど躍進を見せ、終盤戦で失速したものの、第35節終了時点で17勝9分け9敗、勝ち点「60」で首位ヴィッセル神戸とは勝ち点差「7」の3位につけている。

 来季も指揮を執ることが決定した黒田監督は町田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「日頃からFC町田ゼルビアを支えてくださる、パートナー企業・株主、自治体関係の皆様をはじめとする多くの関係者の方々、そしてどんな時も一緒に闘ってくださるファン・サポーターの皆様。いつも多大なるご支援・ご声援、本当にありがとうございます」

「そして、J1初参戦という中で、ハードな首位争いができているのは、日々のトレーニングに対して最高の環境を整え支えてくれる藤田社長をはじめとするクラブスタッフ、いつも全力で取り組んでくれる選手達のお陰と心より感謝しています」

「来シーズンもFC町田ゼルビアの監督を務めさせていただくことになりました。私たち FC町田ゼルビアを全力で応援してくださる全ての皆様の期待に応えるためにも、クラブ全体で成長し続けられるように、チャレンジし続けていきます。先ずは今シーズンの残り3試合を全力で闘い抜きますので、最後まで一緒に闘ってください。引き続きFC町田ゼルビアへのご声援を何卒よろしくお願いいたします」

契約を更新した黒田剛監督 [写真]=金田慎平