子供たちのお風呂のお供として世界的に好評を得ている黄色いアヒルのおもちゃ、ラバーダッグはほとんどの人が知っているだろう。
ある日、自宅のプールにぽつんと黄色い物体を発見したという女性は、誰かがラバーダックを投げ入れたと最初は思ったらしい。
それを拾い上げようと近づいてみたところ、色と形状はそっくりだが「こいつ、動くぞ」状態だった。
なんと本物の黄色い鳥だったのだ。すぐさま女性は救い出したという。
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プールに浮かんでいるのはラバーダック?
アメリカ、テキサス州に住むチャネイさんは、自宅裏庭にあるプールに黄色い物体が浮かんでいることに気が付いた。
ぱっと見たところ、おもちゃのアヒル、「ラバーダック」そっくりである。誰かがおもちゃを投げ入れたのかしら?と思いながら近づいていった。
するとそのラバーダックもどきは、ピイピイと鳴き声を上げ、飛び跳ねて首を動かしている。
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これはラバーダックではない。本物の小鳥だ。どういうわけかプールに落ちてしまったようだ。
落ちていたのは本物の黄色い小鳥だった
これは大変、すぐに助けなければと、チャネイさんは手袋を装着し、プールの中からやさしく小鳥を救い上げた。
幸いなことにプールのステップのところにいたため、溺れているわけではなかったようだ。チャネイさんは小鳥を乾かすため、安全な場所まで運んでいった。
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見た感じ、コザクラインコかな?
チャネイさんは、その鳥がどこからやってきて、なぜプールに落ちてしまったのか全く見当がつかなかった。
もともとはアフリカに生息する鳥なので、ペットとして飼われていた可能性がたかい。そこで彼女は、この鳥の家族を探すために、ご近所を訪ねて回ったり、SNSで情報提供を呼び掛けた。
保護している間、できる限りのことをしようとしたチャネイさんは、すぐに小鳥のお世話に必要な物資を買いに行った。
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幸いなことに小鳥はすぐにチャネイさんの家で落ち着きを取り戻し、健康状態も回復していった。
飼い主が見つからないため家族となる
その後何日も経過し、何週か経過するも、鳥の飼い主は見つからなかった。その間、チャネイさんは、マンゴと名付けたこの小鳥と親睦を深めていった。
インコは愛情深く人懐こいところがあるので、チャネイさんがマンゴに夢中になってしまうのも無理はない。
結局マンゴはチャネイさんが正式に引き取り、飼い主の一員になったそうだ。
これも運命の出会いってやつなのかもしれない。ラバーダックとそっくりに見えた小鳥が家族の一員になるなんてどれくらいの確率で起きることなんだろう?
チャネイさんはこれまで小鳥を飼ったことがないそうだが、これを機に、正しい飼い方を学び、マンゴを幸せにしてあげたいそうだ。
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