郵便局に1円切手を買いに行ったときに、窓口で交わした“かわいいやりとり”が、X(Twitter)で約15万件のいいねを集めるほどの話題になっています。
投稿者は、絵本作家でイラストレーターのきたがわめぐみさん。9月には著書である、かむことをテーマにした絵本『もぐもぐかめかめ』(教育画劇)も発売されています。
10月1日から郵便料金が値上げされたため、郵便局に不足分の1円切手を30枚買いに行ったというきたがわさん。すると、窓口のお姉さんが一瞬考えてから、きたがわさんにある提案をしてくれたのだそうです。
その提案は「あの……50枚からになってしまって申し訳ないのですが、50枚だとかわいいくまちゃんの切手があります。30枚だとおじいさんです……」というものでした。
きたがわさんに提案された「かわいいくまちゃんの切手」とは、日本郵便のキャラクター「ぽすくま」をデザインした1円切手のこと。2021年から1シート(50枚)単位で、200万シート限定で発売されています。
その提案を聞いたきたがわさんは、通常の1円切手を30枚ではなく、50枚セットのぽすくまの1円切手を購入したのだそうです。
なお、通常の1円切手は「郵便制度の父」とも呼ばれる前島密の肖像が描かれていることで知られています。1950年代から発行されている歴史の長い切手ですが、「おじいさん」と表現した窓口のお姉さんもかわいらしいですね。
●郵便局員さんとのやり取りにほっこり
70年以上、日本の「1円切手」として君臨してきた前島密の肖像も渋くてよい切手ですが、「かわいいくまちゃん」切手がありますというおすすめの仕方にもほっこり。ぽすくまの切手はグリーティング切手と呼ばれるシール式の切手なので、かわいいだけでなく、使いやすいのもおすすめのポイントだったのかもしれません。50枚買っても50円ですしね!
郵便局でのかわいいやりとりに対し、リプライ欄などでは「かわいい! 私も買ってこなくちゃ」「おじいさんとくまちゃん 局員のお姉さん可愛いですね」「くまちゃんの切手を悩みながらすすめてくれたお姉さんもかわいいし、なんならおじいちゃんも……うーんリアル!」などの声が寄せられています。
●郵便料金改定前の切手やはがきを使う場合は差額が必要
10月1日から郵便料金が変更になり、通常のはがきは63円から85円に、定形郵便は25グラム以下は84円、50グラム以下は94円だったところ、50グラムまでは一律110円になりました。
もちろん料金改定前に購入した切手やはがきは額面通りの金額で使えますが、新料金で不足する分は追加の切手を貼る必要があります。
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