アメリカ民主党の重鎮、ペロシ元下院議長は大統領選挙の敗因として、バイデン大統領が選挙戦から撤退するのが遅かったせいだと指摘しました。
ペロシ氏はニューヨーク・タイムズのインタビューの中で、バイデン氏が選挙戦からもっと早く撤退していれば、複数の候補者が競い合う予備選を実施することができたという認識を示しました。
しかし、バイデン氏が7月に撤退を表明した直後にハリス氏を支持したため、「予備選の実施はほぼ不可能になった」と述べ、「撤退がもっと早ければ違う結果になっていただろう」と述べました。
大統領選の敗北をめぐって、民主党の会派に属するサンダース上院議員が「民主党が労働者階級を見捨てたからだ」と指摘したことにホワイトハウスが反論するなど、民主党内で責任のなすり合いが始まっています。(ANNニュース)
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