お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志は2024年1月、「週刊文春」の発行元である文藝春秋らを相手に5億5000万円の損害賠償請求訴訟を起こした。しかし、11月8日に訴訟を取り下げたことが発表され、一部報道では芸能界復帰を目指しているとも伝えられている。この報道に、芸人仲間や番組共演者からSNS上で歓迎の声が広がっている。

松本人志は8日、約3か月ぶりにXを更新した。松本の代理人弁護士が「松本人志は裁判を進める中で関係者と協議を続けてきましたが、松本が主張する内容に強制性の有無を示す物的証拠がないことを確認しました」、「これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をかけることを避けたいと考え、訴えを取り下げる決断をいたしました」と説明している。また、所属する吉本興業も「関係者およびファンの皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。松本人志の活動再開については、関係各所と協議の上、決まり次第お知らせいたします」と声明を発表し、ファンの間では松本の芸能界復帰への期待が高まっているようだ。

松本と吉本興業の発表を受け、伝説のバラエティ番組『リンカーン』で8年間共演したさまぁ~ず・三村マサカズは、Xで「松本人志復活! いいねーーー!」と大喜びのコメントを投稿した。また、情報番組『ワイドナショー』で共演した国際政治学者の三浦瑠麗氏も、Xで「裁判が終結してよかったです。お疲れさまでした。松本さんの今後のご活動を心から応援しております」とコメントし、エールを送った。

同じ吉本興業に所属し「M-1」で松本から高く評価されたオズワルド・伊藤俊介も、Xで「松本さん!! ダウンタウンが戻ってくる!! 嬉しすぎ!!」と歓喜の声を上げ、「ランジャタイ国さんの眉毛が生える!!!」と続けている。

ランジャタイ・国崎和也は昨年9月10日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』に出演し、独自の演出で“伝説の回”と呼ばれるようになったネタを披露した。その際、激しいダンスをしながらバリカンで自分の眉や髪を剃り落とすパフォーマンスがあり、それ以来、彼は右眉を剃り続けている。今年6月26日放送の『水曜日のダウンタウン』で、国崎は「ダウンタウンと連動している」「松本さんが浜田さんの隣に復帰しなければ眉毛は生えない」と冗談交じりに語り、松本の復帰を心待ちにしている様子を見せた。

年末年始の特番を控え、松本のテレビ復帰を望む声が広がっており、特に『M-1グランプリ』決勝では、松本の審査員としての復帰が期待されている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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