日本の料理人がX(Twitter)で「やや複雑。笑」とボヤいた、海外で絶賛されるという“日本の家庭料理”に、「寿司ラーメンに並ぶポテンシャルがある」「イタリアで振る舞った料理の中でも圧倒的に人気だった」「普通にビジネスチャンスなのではw」と注目が集まっています。ポストは記事執筆時点で表示数約60万3000件を記録。
投稿者は、インド料理人のそーすけ(@sonosuke20)さん。現在はイギリスのロンドンにあるインド料理店で修行しており、スタッフたちにまかないとしてジャンル問わずさまざまな料理を振る舞う機会があるそうです。
そんなそーすけさんが、「インドでもイギリスでも結局ダントツで一番ウケる」と語るまかないは、なんとあの意外な日本食。振る舞うとその日本食のレシピを何人にも聞かれるそうで、中には「お前はこの専門店をやれ」とアドバイス(?)を送るほど絶賛するスタッフもいるのだとか。
その大人気な日本食とは……、日本人も大好きな“唐揚げ”! インド料理人であるそーすけさんとしては、インド料理ではなく日本の唐揚げが好まれることに「嬉しいは嬉しいんですが……」と“やや複雑”な心境を抱くものの、必ずと言っていいほど喜ばれるといいます。ちなみに「ヤンニョムチキン」「黒酢酢豚」といった韓国料理や中華料理もスタッフたちにウケたそうです。
唐揚げに対する海外の意外な反応に、「イタリアで振る舞った料理の中でも圧倒的に人気だったの唐揚げだったな、絶対に専門店でも売れるとは思う(普通の醤油系)」「ドイツの幼稚園の行事でもそうだった。幼稚園はオーガニックでベジタリアン給食だったけど、一番に無くなって『来年もよろしく』と言われた」と、同様の体験談が寄せられた他、「唐揚げ好きは子供から大人まで万国共通なんですね」「美味しいもんなぁ唐揚げ」と納得する声も寄せられています。
そーすけさんの直近の目標は、「こいつ日本人のくせに美味いの揚げ物ばっかじゃね? とバレる前に早くスチコン(スチームコンベクションオーブン)を使ったスペシャリティ賄いを生み出す」とのこと。Xアカウント(@sonosuke20)では、日々さまざまなインド料理を研究する様子が見られます。
画像提供:そーすけ(@sonosuke20)さん
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