『風の谷のナウシカ』から始まるスタジオジブリの全27作品を完全網羅した「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」が、2024年11月11日に刊行された。新作『君たちはどう生きるか』や「ジブリパーク」などの最新情報まで丸ごと収録した、完全版の一冊となる。
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2021年に発売された前版「スタジオジブリ全作品集」は、世界で高まるスタジオジブリ人気を反映して7か国に翻訳され、高額本にもかかわらず10万部以上の大ヒットとなった。このたびの「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」は、その待望の完全版だ。
最大の目玉は、2023年7月に公開され「第96回米アカデミー賞」の長編アニメーション賞や「第81回ゴールデングローブ賞」のアニメーション映画賞などに輝いた最新作『君たちはどう生きるか』を掲載していることだろう。
宮崎駿監督のイメージボートから、キャラクター設定、レイアウトといった製作過程を年表付きで詳細に解説している。
また巻頭の鈴木敏夫プロデューサーの特別インタビューでは、『君たちはどう生きるか』がどのように世界で大ヒットしていったか、ジブリパークやスタジオジブリの未来について語られている。
さらに、GKIZのプロデューサーであるエリック・ベックマンの証言では、アメリカではどのようにジブリ作品を愛されるようになっていったのかが述べられている。人々の熱意と地道な努力によって、その輪が子どもたちを通じて、どんどん広がっていったことがわかる。
紙面ではこのほか、5つのエリアが開園した「ジブリパーク」の最新情報も見どころだ。三鷹ジブリ美術館やジブリパークでしか見られない短編映画10作品も取り上げている。
『風の谷のナウシカ』から始まるスタジオジブリの全27作品を完全網羅した「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」は、税込み定価3,190円で発売中だ。
(C)Studio Ghibli.H / 新潮社「スタジオジブリ全作品集 増補改訂版」
◆掲載作品◆
『風の谷のナウシカ』
『天空の城ラピュタ』
『となりのトトロ』
『火垂るの墓』
『魔女の宅急便』
『おもひでぽろぽろ』
『紅の豚』
『海がきこえる』
『平成狸合戦ぽんぽこ』
『耳をすませば』
『On Your Mark』
『もののけ姫』
『ホーホケキョ となりの山田くん』
『千と千尋の神隠し』
『猫の恩返し』
『ギブリーズ episode2』
『ハウルの動く城』
『ゲド戦記』
『崖の上のポニョ』
『借りぐらしのアリエッティ』
『コクリコ坂から』
『風立ちぬ』
『かぐや姫の物語』
『思い出のマーニー』
『レッドタートル ある島の物語』
『アーヤと魔女』
『君たちはどう生きるか』
・書誌情報
定価:3,190円(税込)
オールカラー/176ページ
サイズ:タテ257mm×ヨコ210mm
2024年11月11日(月)発売予定 ※発売日は店舗によって異なる場合があります
講談社刊
(C)2023 Hayao Miyazaki/ Studio Ghibli
(C)1984 Hayao Miyazaki/ Studio Ghibli
(C)Studio Ghibli.H
(C)2024 Studio Ghibli
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