ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)は12日、『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の拡張エリア『ドンキーコング・カントリー』を12月11日にグランドオープンすると発表。初めて現地で取材会を開催し、プロジェクト担当者のダニエル・グリアー氏(ユニバーサル・クリエイティブ プロデューサー)が、任天堂への感謝を語った。
【写真多数】実物公開!「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」&「黄金のしんでん」
『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は2021年3月にUSJに誕生し、任天堂のキャラクター「マリオ」などが登場する人気エリア。敷地面積を現在の1.7倍へ拡大し、待望の第2期『ドンキーコング・カントリー』の開業となる。当初の24年春予定から延期されたが、クリスマスや冬休みシーズンにあわせた形となった。
『ドンキーコング・カントリー』は、キャラクター「ドンキーコング」と仲間たちが暮らす緑豊かで壮大なエリア。目玉となるライドアトラクション『ドンキーコングのクレイジー・トロッコ』と、巨大な『黄金のしんでん』の一部がプレスに公開された。
グリアー氏は「『ドンキーコング・カントリー』は、任天堂が生み出した大人気を誇るゲームシリーズ『ドンキーコング』の世界をテーマにした世界初のエリアとなります。今回のエリア開発では、任天堂株式会社代表取締役取締役フェローの宮本(茂)氏と才能あふれるチームの皆さんとご一緒できたこと、この上ない幸運でした」と切り出した。
そして「私たちは今、ジャングルの奥深くの光り輝く古代の建造物『黄金のしんでん』の中にいます」とゲームの世界にいざない、「神秘的な通路を進むにつれて、『ドンキーコング』のゲームシリーズで遊んだことを懐かしく思い出されるのではないでしょうか。『ドンキーコング』のゲームの世界に入り込み、お気に入りのキャラクターと一緒に冒険する感動は本当に素晴らしいです」と自信たっぷり。
「日本や世界中の多くの人々の努力によって、このような素晴らしい場所を作り上げることができました。初めてこの場所に足を踏み入れ、遠くに『黄金のしんでん』が見えた時、訪れるゲストの方々に大きな驚きと感動を与えられると確信しています」と呼びかけた。
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