『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が11月10日に放送され、目的地に向かう途中で遭遇した“極細道”に捜索隊が悲鳴、スタジオも驚愕する場面があった。
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報をもとに、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく同番組。
今回の舞台は和歌山県の深い山奥。山に囲まれるように家が並ぶ小さな集落へと向かい、衛星写真を確認してもらうことに。畑作業中の女性(77)に話を聞いてみると、「(山の)上で暮らしているお宅は一軒しかない」という。また、70代の夫婦で農家を営んでいるという有力な情報に加えて、一軒家の案内役までかって出てくれた。
エンジンがうなりを上げるような急坂を過ぎると、車はさらに山道へ。そこは車一台がギリギリ通れるような、しかし防護柵などはない極細道で、捜索隊は「こんな道行くんですか?」と驚きの声をあげる。地面は荒れていて、パネラーの林修も「過去の中でもひどいほう」と表現するほどだ。
途中には、切り返しが必要な“180度転回”も。そこから先は、左に突き出た岩、右は崖という“超狭道”で、「狭っ、怖っ」「ゆっくり、ゆっくり」と捜索隊。ゲストの高田秋は「これ大丈夫ですか…?」と心配の表情で見届ける。
とんでもない山道の先……密林に囲まれるように建っていたのは、瓦屋根が新しい入母屋造りの立派な建物だった。かつては5軒の集落だったが、30年ほど前からポツンと一軒家になったという。住んでいるのは、77歳と74歳の夫婦。
この車道は夫婦が結婚してからできたもので、それまでは旧道を歩いて登っていたそうだ。妻は「道ができてから移動販売車が来てくれるようになって、買い物が楽になった」と話していた。
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